【レポ】巻向遺跡発掘現地説明会参加の巻…。
巻向遺跡現地説明会参加レポートだよ。
●写真は↓
https://photos.app.goo.gl/BcmjX8DXE69DqF4J7
さて、一週間程前に新聞紙上に突然、卑弥呼の住居跡か?などと踊る見出しが出て、全国の考古学ファンを狂喜させましたね。私もその一人です。なぜ、こうも卑弥呼というキーワードに弱いのでしょうな。まだ、卑弥呼に直接関係する物品が何一つ出土してないというのにですよ。
今日は、6時半の電車に飛び乗り、巻向を目指しました。寒風の吹く寒い一日でした。距離は大したことないんだけど、各駅のローカル列車のためか、2時間近くかかります。
まず、驚いたのは、高田駅に着いたときです。すでに桜井線のホームには、たくさんの老若男女があふれていてびっくり。これ、本当に2両編成の列車に全部乗れるのだろうか?と…。
車内はギューギューです。しかし、皆さん顔がほころんでいて嬉しそうな方ばかり…。熱心に持参した文献に見入る人とか…。
定刻どおり、列車は巻向に着きました。この時9時10分。しかし、溢れかえる人で、ホームは満杯状態。この状態が終日続きました。
JRも、この特需に合わせて、急遽、無人駅に駅員を複数配置。ICOCAなどの機械も設置と。すごいサービスぶり。しかも臨時列車が6両編成とかで何本も走る異様な光景となりました。普段は2両でガラガラなのに…。私は、一人の駅員さんに今日一日だけでこの駅の一年分くらいの乗降客ですね、と言ったら、駅員も降って沸いた特需に笑顔でした。
気の毒なのは、近隣の方々。日曜の安眠を妨害され、マイクで怒鳴るガードマンやら駅員やら係員やら…。まず、案内されたのは、近隣に急遽設置された、予備の待機場所。ここにまずは、4列縦隊で並ばされ、30分ほどは待ちます。先行組の現説が終わらないと先に進まないため。
それにしても寒い。この日、一番我々を悩ませたのは、トイレです。無人駅の設置トイレは貧弱そのもの。女性用は案の定渋滞。男性も並んでおりましたが、男性の方はまだスムーズに流れておりました。女性はホンマ大変ですなw。
臨時に設置した仮説トイレが4個。こちらも繁盛しておりました。
そして、駅横には、ホットドッグ屋さんとか、野菜を売る人とか、…。結構お土産で売れておりました。ま、ざっと数千人も来れば採算は採れるでしょうね。
昨日の雨で待機場所が泥濘んでいて辛いです。私は、いつもの防水トレッキングなので、平気ですが、普通の靴の方々は、みなびしょびしょでした。orz
現地につくと有名なマニアの苅谷俊介氏が来て、ボランティアで大声で誘導しておりました。遺跡中央には説明の専門家が立っていてマイクで丁寧に説明してくれました。無料配布してくれた資料とシンクロしていてとてもわかりやすかったです。この資料はお宝です。ハイ。
しかし、今回のロケーション。JR巻向駅のまん前とあって、駅のホーム端からも説明が聞こえるほどでした。わざわざ動かんでもこっからでもええな、と後でわかりましたw。
JRは、それにしてもこの日は儲かったでしょうね。きっと。
2時間ほどいて、写真を撮りまくり、帰りは、御所でいったん降りて国道沿いを歩いてかもきみの湯へ浸かりに行きました。あまりに体が冷えたのでお風呂なしには帰れないのでした。しかし、普段と違っていざ、歩くとなると距離が半端じゃなくあるんです。行けども行けども着かない。それで、途中コンビニの店員さんに聞いたら、こっから走って5分ほどですよ。って、車での話やろ?それって。
延々歩いて、ようやく到着。まず、お腹減ったので、とりあえず、お風呂とセットになっているチケットを買って、二階の食堂に上がりましたところ、こちらも満杯と。そうですか、じゃ、先にお風呂です。ということで、のんびりと外湯、内湯と交互に堪能して、お風呂上りに定食を食べたのですが、実にこのメニューがリーズナブルでして、私の貧弱なキャパでは食べきるのが必死なのでした。
そして、食後は一眠りして、15時半のバスにて五条まで行って、五条駅からJRで帰ってきた、というわけなのでした。やれやれ。疲れたけど、やっぱ気ままな歩き旅もいいもんですなw…。
現説と関係ない写真は、偶然川で遊んでいたカモたちです。仲良く流れていくのがかわいかったので、ついw…。
^J^;
コメント