自転車部品に思うあれこれ…。







長年自転車道楽をしていると次第に部品に深い思い入れのあるものが出てくる。上のブレーキレバーは、その昔、吉貝から出ていたオポジットレバーというもので、ケーブルは、ハンドルの内部を経由して、ステム付近から出て、ブレーキへ向かうようになっている。それほど引きは重くなく。何より、私が、この部品で感心するのは、人間工学的に見て、小指側でなく、人差し指側で最大限力が発揮できるように設計されている点だ。実際、オポジットレバーを16インチのミニべろに装着して乗っているが、非常に操作が軽く、制動力も高い。効きが甘いと言われるカンティレバーブレーキでもロックするほどだ。残念なことにこのレバーも製造されていない様子。

次に下の写真は、フランスはTA社の超有名なギア板である。おなじみのレンコンパターンが愛らしい。この部品も噂が二転三転し、どれが本当なのか、さっぱりわからん。本家のサイトには、未だ製造されているように写真とともに紹介されているのだが、日本では、既に製造はストップ。流通在庫のみ、とか…。慌てて、私もギアクランクとともに買い込んだくちである。しかし、こうして、セッティングしてみると、実にマシンの中で目立つし、映える。ツーリング車にはなくてはならないパーツの一つだ。

他にも、泥除けステーを留めるダルマネジなどにも独特のデザインのものがあり、それらを探して、今日もネットを徘徊する日々なのだw。

コレクターというものは、どうしようもない病気の人種で、最近、自分がその病原菌に侵されている重症患者だと気づいた。

今、構想中なのは、昨日、仕上がった700Cチューブラーマシンに気をよくして、天下のTOEIあたりの標準フレームにて一台、輪行メインのチューブラー車を5年越しで完成を目指すという遠大な計画。なにしろ、今すぐ完成させられる資金繰りのめどもなく、かと言って、また、すぐ買うと、家人がうるさいので、とにかく、ゲリラ戦で、徐々に周辺パーツを揃えて、最後にフレームが届いてましたw…。みたいな作戦でいこうと思っている。とにかくパーツを蒐集している段階が構想がいろいろ膨らんで自転車道楽の中でも一番楽しい時間だ。

台数が増えてくると置き場所との格闘も始まっている。箕浦のバイクタワーは秀逸だ。また、年明けに一本注文しようかと思っている。

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