【レポ】下市の広橋梅林と洞川方面散策サイクリング…。

本日、友人の住む下市から梅林などを愛でつつ、おいしい昼食を食べよう、ってことで、サイクリングを計画しておりました。それで、朝から車を飛ばし、五条駅にデポして、カーサイクリングで行ってきましたので報告します。


まず、下市のAコープにて待ち合わせ。気が付くと、行き過ぎて千石荘のあたりまで行っていたので、引き返します。そして無事に合流。Aコープはまだ開店時間までかなりあるので、ふたりのおっさんは、ここでお互いの自転車談義にと発展します。写真撮ったり、しゃべったりでAコープ開店時間になりました。さっきからおいしいコロッケを揚げる匂いに釣られ、まず、コロッケを買いました。それにしても、これではまだ足りん。これから秘境の奥吉野大峰方面へと行くのであるから、もっと食料を! ってことで、団子やらなんやらいっぱい買い込みました。

そして、地元の相方に先導され、まずは、下市町の広橋梅林に行きました。今日は、梅祭りとかで、たくさんの地元のボランティアさんらが、連れ立って、沿道にたち、呼び込みしておりました。

ちょうどお腹も空いていたので、まず、休憩と。
茶粥を振る舞ってくれたので、二人でいただきました。そしてさらに美味しい匂いに釣られ、たこ焼きも買い、私のフロントバッグに放り込みました。





さて、ここからは、景色はいいものの、そこはそれ、梅林でありますから、えらい激坂であります。優に20%はあろうかというような常軌を逸したその上りに早々に降参し、降りて押します。靴裏のクリートがカチカチと滑って、激坂を滑り落ちそうになりながら、愛車を押し上げました。

ようやく見晴らしのいいデッキのあるところに来ました。見ますと、スタンプが置いてあり、どうやら、この日のイベントに合わせてスタンプラリーがあるようです。集めたいと一瞬思ったけど、まだ、これから先、洞川温泉を経由して、地獄の林道へと向かうため、余力を残さないと、と思い諦めました。

そこで、ちょっと小腹も空いたしって、さっき、茶粥を食ったばかりだというのに、もうたこ焼きを取り出して、二人でつつきながら、また、自転車談義でありますw。(・∀・)



とにかく今日は観光客が多かった。普段静かな、下市の山は観光客だらけでした。



さて、広橋梅林でだいぶ時間を潰したし、先へ行くかと…。
かわいい広橋峠を越え、下ると、天川村へのルートに合流しました。目の前には笠置トンネルです。これ、長大トンネルで、車の往来も多く怖かったぁー。しかも、ずっと中も登り基調! (・∀・)

LEDのホタルの光を頼りに黙々とペダルを漕ぎます。
後方からやってくる車の轟音に怯えつつやっと抜けると、相方が先に出て待っててくれました。相方は、とにかく直線や下りがめっぽう早い。一方、私は、のんびりマイペースののろまなカメですw。

あと2つ、長大トンネルがあります。これも両方共登り基調! もうしんどいのなんの。車への恐怖で、もう、生きた心地もしません。這々の体で抜け出ると、天川村の観光案内所に着きました。実は、さっき通過した笠置茶屋のトイレが無情にも閉まっていて、用を足せなかった私らは、尿意を必死に我慢して、激坂を登り続けてきたのでした。そして、救いの神がこの観光案内所だったわけw。

やれやれ、助かりましたな~、とお互いにっこり。
と安堵の思いもつかの間。もうすぐ次の激坂、そう、虻峠であります。ここから洞川までずっと上り、それもつづら折りの激坂。厳冬期にタンクローリーが滑ってきて、後方の車が一斉に車を放置したまま、ドライバーが蜘蛛の子を散らすように逃げ去ったのだとかw…。オーコワ! ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

相方は、そうとう脚にきてるようで、降りたり乗ったり…。私は、相変わらずのスロー&スローでお気楽ペダリング。休憩したりしながら、えっちらおっちらようやく虻トンネルに着きました。相方は、参ってます。そうです。さっきの休憩所で、飲料水を買うのを忘れたのでした。_| ̄|○ il||li

しかもまだ、店がない!
あきらかにガス欠寸前の体でよたよたと登りの続く辛い道のりでありました。

30分も漕ぐと、ようやく本日目的のご中食となりました。
相方は、アマゴ定食。私は、冷奴定食にしました。ここの洞川のゴロゴロ水で作られるその豆腐のうまさは評判になってて、いつか食ってやろう、と虎視眈々とチャンスを待っていたのでした。

さて、食った、食ったー、と店を後にし、いよいよ林道へ向かいますが、ここで、相方がとっておきの湧き水を汲める場所があるのよ、と言いますので、ついていきました。おや?ほら貝の音がしていますよ。なんか念仏を唱える声につづいてほら貝をひと吹き、ふた拭き…。

恐る恐る、私らは、その洞窟から流れ出てくる湧き水を汲ませていただき、ペットボトルに詰めました。


さてと、林道への上りが始まりました。目の前に看板が…。
冬季は通行止めと…。しかし、片側空いてるし、行けるでしょ? ってことで強行突破。とういうか、ここまできて引き返すわけにゃーいかんのよ。(●`ε´●)

その頃から、林道の地獄の上りが始まり、二人のおっさんは、ふらふらと乗ったり降りたりの繰り返し。ようやく着いた先には、小さなトンネルがありました。中は工事の真っ最中ですが、今は、人がいませんでした。写真など撮り、トンネルマニアの相方は舞い上がっております。よほど冷えるのか、氷が薄くトンネル入口に張っておりました。



さて、苦しみに苦しんだ難行苦行もこのトンネルで最後です。ここからは一気に下市町までスーパーダウンヒル。しかし、上りよりも下りの方が怖い。一歩間違えるとあの世行きとなるからです。ブレーキレバーを握る手がしびれ、感覚がなくなってきます。相方のは、ギドネットレバーのため、よく効くようで、スイスイと先頭を走っております。

しかし、重量級のランドナーは下りにおいて非常によく走る走る! いったんスピードに乗ると、弾丸のように下っていきます。なんだかカウボーイになった気分です。ふたりのカウボーイが荒野を駆け下りているような錯覚で、痛快でした。

のぼりはあれだけ時間をかけたのに、下りは一瞬とはよくいうもの。ほどなく麓の集落に到着しました。ここから下市までは、もうすぐ。快走であります。

普段ほとんど使わないトップ50x12Tを使い、快速で下市の相方の行きつけのピクルスに到着。ここでも性懲りもなくまた、トーストとコーヒーを所望し、どっかりと座り、自転車談義、下市談義になりました。マスターは怖そうな感じの人でしたが、しゃべりだすとおもしろく、帰り際、下市町を熱く語ってくれました。





店を出るともうすでに真っ暗であり、頼りない蛍の光では、五条駅までは可哀想、ということで、相方が親切にもルーフに私の黄色タイヤくんを乗っけてくれて、送ってくれました。こうして、降りだした雨の中も快適にカーサイクリングで家まで運転して帰ってきたというわけ。
(=^・・^=)

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