久しぶりに実家に帰る…。

2009.01.11 日 曇り時々雪

久しぶりに日曜日朝から実家へ帰っていた。目的は散髪のためである。私は、生まれてこの方散髪屋というところにほとんど行ったことがない。母が美容師であるため、いつも家内中家で切ってもらうのである。金額にするととんでもない額の節約になっていると思う。

10時ごろ、実家に到着。いつも日根野駅まで弟に迎えにきてもらう。私がいつも同じジャンパーを着ているのでいい加減家族も呆れ顔である。しかし、そんなのにはまったく無頓着な私なのであった。

さて、泉葛城山には雪が降ったようだ。山頂付近が白く色づいている。そして驚いたことには和歌山側は所々積雪の跡があった。私の住む大阪の方が北になるのに、南方のこっちの方が寒いとは…。

さっそく散髪してもらう。いつもの丸刈りである。髪型などというものにはおよそ注文がない。いつもこれである。

そして、実家はとにかく暖房の効きが悪く、冷えるのである。大の寒さ嫌いの私はもうコタツに潜り込んでいる。

そして、昼には大根菜の漬物とご飯。シチューを二杯食べた。これが大の好物である。

そして、久しぶりの家庭の味を満喫し、私はいつしかコタツで眠る。

1時間ほどして、起き、母といっしょに春日神社の方角に向かって歩く。散歩してないらしい。それで、ちょうどいい相棒がいるのでいっしょに行くことになった。道中、いろいろ話す。道端で鍬で雑草をこの寒空の下必死にとっているご婦人がいた。母が挨拶した。どうやら顔なじみみたいだ。この辺の農家の人はだいたい母の知り合いである。というのも昔、母がめっけもん広場、という全国に名の知れ渡った農産物直販所に勤めていたせいかもしれない。

そして、いろいろ世間話の間私は待たされる。がのんびり歩くためにきたので別に腹も立たない。

そこから5分ほどで雪が激しくなったので、途中、小屋で小休止。止みそうもないし、もう寒いので早く帰りた一心で帰ろう、と促す。そしてここから元来た道を引き返す。

帰るとちょうど30分ほどの散歩だった。

それからちょっとコタツで暖をとり、私は、いつも行っている隣町のスーパー銭湯へまた行きたくなったので弟に乗せていってくれ、と電話するが、断られた。

仕方ないので二階のチューブラーを引っ張りだし、空気圧をカンカンにして跨がる。
とにかく顔が冷たい。こんな日は自転車どころではない。しかし、この先にほっこりする湯が待っていると思うと気分もウキウキするのであった。

私は大の風呂好きである。家でも休日は朝と夕、二回は入る。

それも思いっきり時間をかけて。今日もたっぷり1時間ほど入った。出たり、また浸かったり。

子供連れや思い思いにいろんな風呂を試す人。じっと岩盤浴で横たわっている人など。

見ていてもおもしろい。

自転車でのんびり漕いで帰る。

夕食は大好きなキムチ鍋である。
ずっと昔から後生大事にとってあったワイルドターキーは見事湿気にやられてコルクの栓は朽ち果て、中身もなぜか味が変。しかたなく一口飲んで止める。代わりにオヤジの買ってきた神河をいただく。お湯割でサイコーに温まり、また阪和線車中の人となる。

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