ジョージナカシマの椅子について…。

およそ、読書家にとって一番必要なものは何か?と聞かれると真っ先に時間、という答えが帰ってくる。まさにその通りである。私なども忙しい日常生活の中で必死にこの読書時間を捻出しているのである。早朝、寝るまでの間がその主な時間だ。
では次に何が必要か?
いろいろ思い浮かぶだろうが、私は、絶対に椅子だと思う。
私は、図書館が大好きでいつも休日はいるが、図書館は確かに本のスペースとしては理想的だ。配架にしろ、徹底的に洗練されている。しかし、いざ、読書しだすと、その机や椅子という読書家の重要アイテムがなおざりなのにがっかりするのである。

私は、全国旅行すると、その土地の図書館へ真っ先に出かけるのであるが、未だ、これは!という椅子や机に出会っていない。日本では、公園でもプラスチック製の安物っぽい長椅子が置かれていたりして、がっくりくるのである。こういうところにもっと税金を使うべきと思うのだが…。

さて、前から欲しい欲しいと思い焦がれている逸品にジョージナカシマという人の作った椅子があるのである。木匠と呼ばれる人らしい。

この中で読書のための椅子という設計コンセプトの家具があるのである。
名前をラウンジアームロックという。
ロッキングチェアーの一種だ。
肘掛けにゆったりと本をもたせかけて読書に耽るのである。値段も相当するが、買えないものではない。いつか貯金して買いたいと願ってやまない。
●これ↓
http://www.sakurashop.co.jp/products/nakashima/loungearmrock.htm

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