【レポ】周参見〜串本山岳ルートサイクリングしてみた…。(・∀・)

●本日のコース↓


●本日の写真↓

周参見〜串本 山岳ルートを走りました。











































2013.3.2 土 晴れ
早朝4時過ぎに自宅をケルビム号を車に乗っけて出発です。目的地はデポ地の日置川の道の駅志原海岸です。424号で快調に飛ばし、午前7時過ぎに到着。予定通り。できるだけ、早く走り始めると一日が余裕なんですよねー。

で、周参見を目指してエイヤッと。おっとその前に補給です。日置川のローソンを逃すと、もう山中に店らしい店がありません。お昼のおにぎりやらポカリやらを購入。

さて、アメリカンドッグを頬張りながら、まず腹ごしらえ。

よっしゃ、行くでぇー。しばらく危ない国道42号で周参見まで走ります。長大なトンネルを走りますが、路肩がなく、怖い怖い。LEDのバッテリーは電池を知り合いにもらって明るいのなんの。

前のは蛍の光でヒヤヒヤだったからなw。

周参見到着。あっけなくでした。そして、七川と書かれた看板の方へ曲がります。ここからいよいよ山岳ルートです。地図でみると獅子目峠というヒルクライムがあります。しかし、ここらの峠は標高が低くそれほど大したことはありません。それより、車がほとんど来ない自転車天国ばかりなのです。これだから、紀伊半島大好きなんです。

詳しくは写真を見てもらうとして、ダンシングで次々上りを制覇します。ちょっと重めのギアでグイグイと体重で踏み降ろすという走法でお尻の痛みも筋肉のつっばりもありません。今まで乗車ポジションが悪かったのね。お陰でかなり早く古座に着いてしまいました。

獅子目峠ですが、周囲はコケびっしりで薄気味悪いトンネルでした。雨が多いのでしょうね。コケの匂いがきつい小道が続きます。今は花粉の時期だけど、私は平気です。

それにしてもロードレーサー恐るべし。なんという快速。ランドナーを長年乗ってきた身としては同じ自転車と思えないです。まだ、私のは鉄ですから、最近のカーボンなんてどれくらい快適なんでしょうね。

さて、そうこうするうち、一気に七川ダムへのダウンヒルが始まります。日陰の冷たい空気で一気に体が冷え切ります。グローブをしていても手先が冷たく感じられます。 今津橋まで来たので、トイレを済ませ、ローソンで買ったおにぎりを腰掛けて頬張っていると、駐車場に停めてあった車から中年の女性が降りてこられてご挨拶。「それ、競輪の自転車ですか?」 「どれくらいスピードでるんですか?」といつものお決まりの質問だったので、適当に答え、お迎えの車がちょうどやってきておばちゃんは乗って去っていきました。

七川の佐田というところにある郵便局が実に昭和な建物で渋いんです。ぜひにこの前で記念撮影を、と愛車をもたせかけ、パシャ。

そして、蔵土まで一気にダウンヒルですが、さすがに途中で寒くなったので、バッグの中からヤッケを取り出し引っ掛けます。途中、一枚岩まで一気に下り、あっという間でした。

一枚岩ですが、頂上はヌタ場とかいって、地元のタクシー運ちゃんに聴いたのですが、イノシシが体を土にこすりつけている場所だとか…。眺めていると巨大な盆栽に見えなくもないですなw。ま、前回はカヌー借りて下ったのすが、ちょうど鮎の時期だったので、この下流の鶴川橋からしか、だめ、と言われ、まだ、ここから下ったことがないのです。いつかぜひ!

ここから下流まで中国の桂林のような水墨画の世界が広がります。奇岩です。それぞれに名前がついているんですよ。飯盛岩とか、少女峰なんかは、其の昔、地元の少女が盗賊に追い詰められ、思い詰めてこの奇岩のてっぺんから古座川めがけて身投げしたそうな…。悲恋の話もあるのでした。
 あと、気持ち悪い模様の溶岩のような牡丹岩とか…。とにかく一度訪れてみてください。奇岩ツアーとかおもしろそう。

古座駅でさっそく時刻表を確認。えぇー!? 普通電車がほとんどない! 1本逃したらもう自走で走る方が早いじゃん! ということで、現在時刻が11時だったので、次の14時30分までだいぶあるしで、よっしゃ、串本観光じゃ、となりました。もうすでに60キロ近く走っているのですが、まだ、余裕です。しかし、この先地獄が待っていようとは…。

海岸線を串本に向かって快調です。ちょうど猛烈な風も追い風となっていて楽ちんです。橋杭岩到着。記念撮影。しかし、奇岩が多いですな。この地方。向かいは大島♪。待ってろよ。今から行ったるからー。ループ橋を渡りますが猛烈な横風です。船が通るために高さを稼いでいます。しかし、ガーン! 橋を渡ったら大島につくなり、ヒルクライムそれも長い! やれやれとダンシングでやり過ごしたと思ったら、また次の激坂。この連続。これにはさすがに参りました。まだ、暑さがないからクリアできたものの夏なら間違い無く足付きです。

がんばったのも樫野崎にあるきんかんアイスを食べたいがため。しかし、着いてみるとお店が廃業しておりました。トルコ人の店はそのままだったけど。絨毯とか買う人いるのかしら?

樫野崎で写真いっぱい撮って休憩です。潮風が気持ちいい! 実に癒されます。さー、次は潮岬じゃ。当然、下ってきたとこは今度は上り。ガックリ。(・∀・)

13時20分に潮岬到着。時計回りが正解のようです。行けばわかります。
そしてもう猛烈な向かい風といい、いい加減疲れた筋肉といい紀伊日置までは輪行や、となりました。串本駅で早速バラしますが、しばらく列車輪行してなかったので、あさひの輪行袋の輪行法を忘れてしまいました。ま、えいや、とハンドルやらタイヤやらを放り込み、一件落着。

車中の人となり、絶景の太平洋の眺めをローカル電車クハ104から眺めつつ紀伊日置に着きました。あとは、寒い強風吹きすさぶ駅舎の横で袋を広げ、組み立てて走って道の駅志原海岸まで戻ってきました。15:45到着
自宅には19:00に着きました。あー、爽快です。とっても。 (=^・^=)

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