手組みブームが来ているとか…。

もうしばらく前からホィールは完組が常識となっているようだ。

幸い、京都のアイズさんなどには、まだ昔の穴数の多いリムが各種そろっているので、私などもあそこで調達して急場をしのいでいる。こうしたパーツの供給が途絶えたら、もうアウトです。

さて、自転車の趣味を長くやっていて、楽しいのがホィール組だったりします。これは一子相伝のようなコツが必要で、難解に思われ、初心者からは敬遠されていますが、実はやってみると実に理屈がよくわかり、楽しいです。

聴くところによるとまた、最近になって手組みホィールが復権しているとか…。その証拠にネットで、手組み、ホィールとか検索すると、手組みでホィールを作ってくれるお店が何件かヒットします。

手組みの素晴らしさはどこにもない世界でただ一つのオリジナルの部品構成のホィールを持つことができる、という点。

今は、ハブダイナモがいまいち普及しませんが、これも手組が盛んになれば、もっともっと普及するだろうになーと思うわけです。

私は、もちろん手組み派です。自分で乗る自転車はすべて自分でホィールを手組みで組んでしまいます。あれこれ、リムやハブの銘柄を見ながら、どれにしようかな、と夢想するのは楽しいひとときです。今度作る予定のランドナーはRエンド幅が120mmのため、旧式のハブなどを探す必要があります。しかし、エンド幅が狭いと左右のスポークテンションがそれほど差がなく組めるので、ありがたいし、故障の原因にもなりにくいと思います。すべてにおいて、Rハブの多段化はメリットがない、と思います。レースで寸分を争うような状況下なら、できるだけ、スプロケットの歯数があったほうが有利なんでしょうが、日常的に乗る自転車にはそんなに段数はいらないと思います。

9速でもまだ多いと思っているのに最近は11速だとか。もうおチョコ量を考えるだけでも嫌になりますね。

ま、いずれにしてもホィール組のコツは自転車屋にとっての最後の砦といわれているとかw。梅雨で走れない時期、一度手組みに挑戦してみてはいかがだろうか…。
(=^・・^=)

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