古書をよく買う。

最近、自転車関連の古書をよく買うようになった。だいたいムックと呼ばれる体裁の本が多い。出た時にすぐには買わず、少し時間が経ってから買う。すると、定価よりずっと安く古書で手に入る。大体、ランドナーなどという語が見出しにあると、購入ボタンを押してしまう。(^^)

しかし、中身を見ると、だいたいレストアや、初心者向けのオーダーの仕方などなど。似たりよったりである。嬉しいことにマスプロランドナーが徐々に復権してきているようだ。アラヤや、いくつかのメーカーからマスプロ車が発売されているようである。

今から30年ほど前には、マスプロランドナーがよく雑誌でも取り上げられていた。細部の作りも良かった。大体、高校に上がるくらいにこういうランドナーを一台手に入れ、とことん走りこんだものである。私の場合は、BSのユーラシアだった。成人して、次第に自転車から遠ざかり、知らぬ間に廃棄処分となった。もったいないことをしたと今でも後悔している。

さて、自転車の本が書棚に溜まってきている。背表紙を眺めるのが楽しい。昔、堺市にある自転車博物館へ行ったときのこと。そうそうたる名車が展示されているのはもちろん、圧巻は、その図書室である。ニューサイクリング誌や、サイスポ誌、業界向けの雑誌まで、どーんと揃えている。非常に残念だったのは、閲覧のみでコピーができないこと。ニューサイ誌の好きなコラムなどをコピーしたかったのだが、無理だったので諦めた記憶がある。

ま、近いので、また読みたくなったら入館料を払って見に行けばいい。

古書を手に取ると、奥付のあたりに持ち主が何か書いていたりすることがあって、ほぉ?これはいったいなに?と思うことがある。それぞれ、持ち主の個性が感じられる。また、粋な栞が挟んであることもある。

古書を漁るのも楽しい。最近、古書市には行っていないが田舎なので、めったにない。大阪あたりに出れば、何か出物が見つかりそうな予感がする。

古書と並んで、よく昔行ったのは、中古レコード市である。昭和の頃の歌謡曲なんかの中古レコードやアイドルモノの中古盤が楽しかった。帯付きがお値打ちである。そのキャッチコピーがまた時代を感じさせ、見飽きない。ジャケットも中身のうちだった。ジャケ買いというのもよくやった。しかし、後で聴いてがっくりなんてものよくあったっけw。

部品、レコード、本…。中古が好きな私である。
(=^・・^=)

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