輪行を考える…。

いよいよ、秋になってきて、行楽シーズン突入ですな。私も休みに全開に走ろうと喜んでおるのですが、ひとつ気になることがあります。それが、今回の輪行であります。輪行とは自転車をバラして袋に入れ、列車内などに持ち込むことです。手数料はかかりません。これで全国どこへでも行けるし、自宅からの行動範囲が一気に広がって、特急とか使うと、北陸から南紀までカバーできてしまうでした。

今回、考えてみたのは、輪行方式です。ランドナーという自転車は旅に特化した作りのため、大変小旅行にはうってつけなのですが、輪行となるとその装備が仇となり、時間はかかるし、何より、あの十数キロの重量を担いで延々駅内を歩きまわるのが地獄だったりします。結構、ホントです。一日中走った疲れより、輪行袋を持って歩いた疲れの方がひどかった、ってなことよくありました。

これは、大阪駅などのような大都市の巨大コンコースを歩く際に極まります。乗り換えホームが遠い! むちゃむちゃ歩かないといけないし、階段もいくつもあります。地下から地上三階とかもw…。

で、後輪を今まではずして収納する伝統スタイルにこだわってきたのですが、フロントフォークだけ抜いて、後輪をそのままにして、袋に入れたまま袋の端のジッパーを下ろして、車輪を出し、袋を転がしていく、という実に理想の輪行袋があったのです。世田谷の長谷川自転車商会が製作販売するクルクルという名の輪行袋がそれで、いつか購入しようと思いました。と同時に分割輪行方式を撤回して、固定ガードに変更します。それで、この長谷川式輪行法にて、巨大駅も楽ちん輪行できる、という作戦です。

いくつもこれには利点があるんです。まず、後輪を外さないことでチェーン油で手が汚れません。車内ですぐ駅弁を食べることにも抵抗はなくなります。それと分解収納時間の短縮。フロントフォーク抜くだけなので、ほとんど時間がかかりません。エンドに車輪が入ったままなので、エンドの保護に気を遣うこともないのです。

マイナスは、若干袋のサイズが大きくなってしまうことかな。でも、利点の多さを考えるとマイナスにはなりません。とにかく担がないので、車重にこだわる必要がない。

もう購入する気まんまんですよ。
(=^・^=)

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