【レポ】将軍川林道をサイクリングしてみました…。
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道の駅 志原海岸から走り始めます。いつものカーサイクリング。 |
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のんびりと日置川沿いを走っています。 |
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キャンプ場を過ぎたあたりから徐々に標高が上がり始めます。 |
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イノシシや鹿よけのフェンスが…。 |
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もうすぐ5月。新緑がまぶしいですね。 |
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水は澄み切っています。 |
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日置川です。 |
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集落をいくつか過ぎます。 |
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この辺、よくカヌーをしていたり…。 |
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水量もまあまあですね。 |
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橋を渡ります。 |
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徐々に林道の雰囲気になってきましたよ。 |
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将軍川林道への分岐点。 |
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市鹿野方面へ行きます。 |
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将軍川林道への案内看板が。 |
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いよいよ将軍川林道です。いきなりの激坂! |
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どうやらバイパスができている模様…。 |
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バイパスのトンネルです。ほとんど車来ないです。 |
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市鹿野トンネル出口に愛車を止めて昼食タイム。 |
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またトンネルがありましたよ。 |
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将軍川は清流そのもの。澄み切っていました。 |
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水の透明度の高さがわかりますか? |
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だんだんと登り基調になってきて乗ったり押したり…。 |
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適度に木陰があるので、最高です。 |
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きれいな清流。 |
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静かです。大自然を独り占め。 |
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将軍神社に到着。 |
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激坂。でも、雰囲気いいですね。 |
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やっとこさ、七川ダム湖畔に出ましたよ。 |
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美女湯温泉の源泉です。湯の花の匂い濃厚。 |
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ここが入り口。午後から営業のようです。 |
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今日は貸し切りでした。 |
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古座川流域にある奇岩。 |
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お馴染みの一枚岩です。 |
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一枚岩下流の橋から。 |
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最高の川ですね。カヌーをまたやりたい! |
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牡丹岩です。 |
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少女峰かな。悲劇の。 |
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串本駅から輪行で紀伊日置駅まで。 |
●2013.4.28 日 晴れ
土壇場になって、GWのサイクリングコースを変更しました。最初は、R42沿いに南下してどこまで走れるか、ってやろうと思ったけど、あちこち情報収集していて、馬鹿げていると気づいたので辞めたのです。何が、というと、まず、風景のいいところは、椿あたりから尾鷲くらいまで。後は、車が多いし、危ないし、走ってても少しも楽しくないということでした。
で、急遽、変更して、大自然をとことん満喫すべく、将軍川林道に狙いを定めました。今回も道の駅志原海岸へ車をデポしました。そこから、走って、日置川沿いに上がり、市鹿野を経て、将軍川林道に入ります。そこからは、もう別世界。静寂の大自然です。天然の木陰が続き、清流を眺めながらのご機嫌コース。きついピークもありましたが、そこはポクポクと降りて押します。ウグイスの鳴き声を聴きながらののんびりサイクリング。ランドナーで来て正解でした。
日置川沿いというか、このあたりまでやってくると、他府県ナンバーもあまり見かけません。あまりに辺鄙なので、来ないということでしょうか。途中、日置川沿いの県道で、集団のロードでサイクリングしているグループとすれ違いました。皆最高の天気に恵まれて嬉しそう。私もw…。 (=^・^=)
やっと市鹿野に着きました。なんか隠れ里のような雰囲気の集落です。半分自給自足のような生活みたいですね。村の人は、皆、笑顔で、挨拶してくれます。こちらもつい嬉しくなってきます。
そして、ここからいよいよ、秘境の将軍川林道なんです。これが、上露(こうずい)へ向かうルートなんですが、きついのなんの! 迷わず、降りて押し歩きですよ。なーに、のんびりするために時間かけてやってきてるのですから、これでいいのです。時々、立ち止まっては、ハァ~ハァー。ウグイスの鳴き声が遠くで聞こえます。かなり上手になっています。
すると、郵便局の単車が1台喘ぎながら、激坂を登っていきました。しばらくつづら折れがずっと続きます。ピークがまったく見えない気が滅入る感じの峠道。ま、ポクポクとランドナーを押していきます。
しばらく押し歩きです。すると、前方から、さっき追い抜いていった郵便局のバイクのおじさんが下ってきました。どうやら奥の村に配達に行って帰ってきたみたい。立ち止まり、ニコニコしながら、「古座へ抜けるんかい?」 と聞いてきます。私、「そうです」と…。
この辺鄙な集落にまた、酔狂な人間もいるな、と思われたのでしょうか…。(^_^;)
ま、たまの休み。酔狂なことをしたくてしているわけですから、全然いいのですよ。しかし、今日のルート、乗れんわぁー。激坂ですやん!
フロントのギア比なんて関係ないなー、とこの時悟りました。要するに降りて押すのが一番楽だとw。超低ギアなんかだと、歩くのと速度変わんないしw。
将軍川林道途中から眼下に素晴らしい高速道路か?と思うような建造物が見えますな。何? こんな山中にしかも両端が未開通な道路が。ま、今までの敵とばかりにスーパーダウンヒルを堪能し、降りてみますと、市鹿野トンネルというのができてました。中は、非常に暗く、長いー。
ようやく 出口に来て、途中、いよいよ、空腹感でハンガーノックの予感がしたので、ランドナーを立てかけ、フロントバッグに詰め込んできたおにぎり2つとフルーツケーキを一個食べました。あー、風が気持ちいいのぉ~。
この先、もう一つトンネルがあって、それを抜けるとあっさりと上露の集落でした。しかし、無常にもバイパスは集落を通過のようです。誰がいったいなんの目的でこんな立派な道路を交通量ほぼゼロ地帯に作るのだろうか? 疑問ですな。
さて、しばらくダウンヒル。かいた汗が一気に引きます。大瀬の集落に到着です。遺跡の看板がありました。大昔から、このへんは食糧事情良かったのかな。ま、雑木林だし、木の実とかいっぱい採れたんでしょうね。きっと。
将軍川は、清流そのもの。ソーダ水のような色の水で天然水でした。真夏なら素っ裸になって飛び込みたい心境です。いや、絶対にそうしますw。
ヒキガエルのような鳴き声が聞こえますよ。どんな種類のカエルだろうか、ちょっと気がかりですな。
フキなどの植物もあります。山菜もいっぱい採れそうです。
将軍川沿いにほどよく木陰になっていて、これは実にイイ。真夏に来ても暑さで死ぬことはなさそうです。また、来ようかな。
しばらく乗ったり降りたりの繰り返しで、将軍神社に到着。小さな祠がひとつ。愛車を寝かせ、しばしの休憩。今日の行程ももう半分以上来たな、と安堵。残りは、無名の添ノ川へ抜ける峠を越えます。切通の小さいやつ。ここから、七川ダムまでスーパーダウンヒルでした。ブレーキれバーを引く手が痺れて痺れて。
効きが悪いと思ってたテクトロのカンティレバーブレーキですが、やっと馴染んできたようです。
七川ダムはほぼ満水の状態でした。ここから、ちょっと下って、反対側に渡り、美女湯温泉へ立ち寄りました。ここ、林道工事中に偶然湧き出たという温泉でした。源泉に行ってみると、真っ白な湯の花が漂っていて、濃厚そのもの。料金も300円くらいです。
ただ、公衆浴場ということか、脱衣室とか普通の民家なので、風情あります。眼下は、古座川。メインロードの反対側なので、見過ごされがちですが、秘湯の部類に入ると思います。まだ、今日は、時間待ちが長いため、また今度にします。
もう残りは、一枚岩と快調に飛ばし、温泉にどうしても入りたかったので、ぼたん荘に寄りました。すると、フロントのおばちゃんが、なんと私を覚えていてくれて、この前も来てくれたねー、と言われた時には、びっくりでした。で、数年前の大水の話になって、そうそう、そうでした、と。
古座駅に到着です。今日は、GW真っ盛りのためか、レンタルカヌーの人で駅横の観光協会大賑わいです。時刻表をさっそくチェック。ガーン! 何、あと2時間以上も待たないと普通列車がない。
仕方ないので、串本駅までまた走ります。ま、大島、橋杭岩なんぞ眺めつつのんびりポタりました。
串本駅でボォ~と2時間待ちました。ま、こうしてボォ~とするためにわざわざ贅沢に時間使ってるんだから、これで全然いいのでした。
しかし、我が故郷、串本町は昔とさほど変わらんのぉーw。 (=^・^=)
走行距離とプロフィールマップは上の地図を見てちょ。
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