ポジション再考…。

私は、伝統的なランドナーが好きです。ブルックスの一枚革のサドルにどっかりと座るというポジションが好きで、長らくステムは短足の60mmくらいを愛用しています。しかし、これは、短距離だと楽なのですが、100km以上を走行するとお尻が痛くなることが判明しました。まあ、相当な距離を走ってようやくわかる身体の状況というのもあると思います。

今までは、自宅近隣ばかりを走っていたのですが、最近になって、自転車そのものの機動力に魅せられています。たとえば、遠方へサイクリングに輪行で行って帰りも輪行というようなパターン。しかし、帰りの時刻が遅くなると、田舎ではもう終電が間に合わないということがよくあります。そんなとき、できるだけ近くまで輪行で来て、そこから自走で帰るという作戦になります。

今までも真夜中に自宅から60kmくらい離れた駅から自走で帰宅する、ということがありました。これが、もし自転車を持っていなかったらと思うと不安になります。自転車があれば、たとえ距離が離れていようとも自走で確実に帰宅することが可能だからです。

 それと、もうひとつロングライドが多くなっている理由のひとつが、車に車載してのカーサイクリングが多くなってきたからです。これだと、一筆書きのような一周コースになることが多くなるため、必然的に距離も長くなる傾向になるということ。

実際、走って感じたのは、200km近くになると、乗車ポジションが見た目、楽ではないような前傾姿勢が私にとっては楽だと感じていること。手とお尻への体重分散がちょうどいい感じみたいで、手とお尻の圧迫感が半々くらいになります。どちらかに極端に体重負荷がかかると、痛くてそれ以上走り続けることができません。

こうして、試行錯誤した結果ステム長は90mm、サドル位置は、レールのちょっと真ん中より10mmほど前にやぐらをセッティングするのがベストと判明しました。まあ、個人差があるので、私のをそのまま真似しても他の人には役にたたないと思います。

今までの自己ベストの走行距離を伸ばすことを今後楽しみにするような予感がします。連休の前日を思いっきり自走で行けるとこまで走り、帰りは輪行で帰宅する。または、カーサイで車をちょうどいい道の駅などの場所にデポし、そこからぐるっと一周して距離を稼ぐ。こうした走りが目標になりそうです。

ちょっと前に念願だった四日市まで自走で行き、東の海を見る、ということを達成したので、今度は、本州最南端の海を見るというのが目標の一つです。これは、恐ろしく、過酷な戦いになりそうですが、面白い提案だと思っています。ただ、ブルベと違うのは、制限時間がないので、気楽に挑戦できることかな。

ロングライドが好きになってくると、装備もブルベなどの自転車がとても参考になっています。
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