種の進化を考える…。 人生って?

私は、生物学が昔から大好きで専門書を随分と読んできました。
で、今の社会にその適用を試みたりw…。百花繚乱な政党乱立などw…。
ま、一番考えていておもしろいのは、進化の系統樹を描くこと。
昔は、恐竜などが我が世の春を謳歌しており、当然、地球の主となるべきと思っていたら、突然宇宙の彼方から巨大隕石が飛来し、一瞬で絶滅。その後は哺乳類の世になったと…。
で、生命の起源をいつも考えています。私が高校生の頃までは、浅い海底で光合成が盛んにできる環境が生命環境に必須だったのだ、と教えられました。事実ストロマトライトなどの化石を見るとそうなのかなぁー、と長い間疑いませんでした。しかし、あれから数十年経って状況は一変しました。深海探査が簡単にできるようになり、熱水鉱床などが続々と発見されるにいたって、生命究極の起源は熱水鉱床などの周辺海域。すなわち、嫌気性環境下で、硫化水素などをエネルギー源とする生命がまず発生して、そののち徐々に進化したのだろう、という説に私は今共感しております。
時代とともにとくに生命科学の分野は書き換えられていくのだろう、と思います。
私が大学に学んでいたころの常識としてのDNAの知識も今では陳腐です。イントロンはなんの役にも立っていないゴミ、と思っていたら、とんでもなかったですね。複雑に遺伝子をコントールし、タンパク質の発現に寄与していたとは…。
共生というキーワードももっと語られていいものだと思います。これからどんどん生物学の教科書は書き換えられていくでしょう。私が死ぬ頃にはどうなっているのか、非常に楽しみであります。
とにかく若いうちは専門バカにならず、絶えず、多種多量の読書をするべき。
きっと人生で役立ちますよ。
就職のため、生活のため、という目的だけで大学に進学して欲しくないです。なぜ?という疑問を常にもって、図書館の主になるくらいに勉学に励んでほしいです。自戒の念も込めてこれから大学生になる人に考えていただけたら、と思います…。orz

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