ジャズ。その4。ruby my dear

やれやれ、帰ってきて、ホッとしております。たった二日間の出勤だったけど、ひどく疲れた。人間相手の仕事の性ですな。喜怒哀楽。いろいろありますな。

さて、疲れて帰ったときの特効薬はいつもジャズです。

すきな曲をいくつかチョイスして聴くと身も心も…。


今日、お勧めするのは、私が蒐集しているセロニアス・モンクの代表作です。
セロニアス・モンクという人は、ジャズジャイアンツの一人ですが、彼は早熟の天才というやつで、デビューして間もなくにその才気のほとんどを放っております。古くはブルーノートに収められた、全集です。第一集から第二集。これらにその作品のオリジナルがほとんど収められております。彼は、演奏スタイルもユニークそのもので、不協和な音を奏でるピアノが独特なのですが、作曲方面でもオリジナリティが最高潮で、その作風は後世の誰も真似のできない孤高の天才というにふさわしい人であります。


さて、そんなモンクナンバーから一つ選ぶとしたら、私は、このruby,my dearを選びます。現代音楽風で不思議な音空間であります。山へ自転車で行って、峠でふと、見上げる青空にこの曲を回想したりします。初期の作品もいいのですが、油の乗り切った次期で、コルトレーンのテナーが聴けるこのバージョンが最高です。

ruby,my dear ♪ Thelonious Monk (p)

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