お腹の具合…。

私は、お腹が弱い。
いざ、という肝心なときに便意を催すのである。

なので、昔から、旅行となると身構えてしまいがちである。しかし、最近になって、一人旅によく出るようになってからは、心配しなくなった。どこでもトイレはあるし、なんとかなるさー、と…。

これは、近年のコンビニの普及がある。子供時代、コンビニなどなく、急にお腹が痛くなってきたら、もうパニックであった。子供時代は残酷で、小学校のトイレに入って用をたそうとするものなら、いっせいに囃し立てられ、「おい! だれかうんこしてるぞー!」などと大声で叫ばれ、衆人環視の中で、じっと耐える…。そういう悪夢を体験しているため、昔は、家から離れて遠くへ行くということがひとつの恐怖であった。大学に通う頃でさえ、まだ、コンビニはなかったので、車中や、駅から離れたところに行くとなると相当の覚悟がいった。

こういうことは、よく腹痛を起こす人でないとなかなかわからないと思う。いまでは、IBSという名称の立派な病気なんだそうな。ま、昔の私がそうだったのか、どうかは今ではわかりかねるが、少なくとも神経性であったことは疑いない。

トイレを気にするあまり、今度は極端な便秘になったりもする。これは今でも旅行中によくなる。いつも気兼ねなく用をたすワンちゃんや猫ちゃんを見ていると、羨ましく思える。排泄ごときに人間だけが、血眼になって必死の形相で、しかるべき場所を探し、目的を遂行しないといけない。

いつも空想する。もし、この瞬間に周りの人間がいっせいに腹痛を訴えたなら、いったいどういう状況になろだろうか、とか…。いやはや、考えただけで末恐ろしい光景だ。

TOTOに就職できたら一番幸せだったのかもしれないw…。
(=^・・^=)

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