愛しの工具#002 宝山ブレーキはさみ。

↑今は廃番商品の宝山のブレーキはさみ。別名第三の手。それくらい、この工具があると、ブレーキセッティングが楽にできます。

宝山のブレーキはさみです。この工具は、その昔、今よりずっとキャリパーブレーキのリターンスプリングが強かった時代。ブレーキチューニングするのに無くてはならない工具の一つでした。別名を第三の手と呼ぶとか呼ばないとかw…。(・∀・)

ブレーキの強力なリターンスプリングに逆らって、シューをリムに押し付けておき、その間にワイヤー固定ボルトを締め付けて固定する、って技。多くの日曜メンテナーが、失敗し、途方にくれ、結局町の自転車屋のお世話になると…。(・∀・)

この工具。シューを簡単にリムに押し当てて固定しておけるので、両手が自由に使えます。特に千鳥で、ワイヤをぶら下げるタイプのカンティやら、センタープルの調整の場合、この工具がないとまず不可能です。今でも私の場合、一番出番の多い工具になっています。なぜか、これくらい便利なのに、カタログからはもう消えているんですね。ぜひ、復刻してほしいなぁー。> 宝山さん。

それと、もう一つ、よく使うのは、輪行です。
 私のTOEIくんは、サイドプル仕様のため、通常だとヘッド抜き輪行に難儀するのでしたが、この工具を持参すると、キャリパーを挟んでおいてワイヤーをたるませ、ブレーキレバーから簡単にワイヤを取り外せるのでした。ま、上引きレバーだからね。

お陰でヘッドを抜いて、コンパクトに収納できるってわけ。輪行時は毎回持っていっています。サイドプルで輪行するときは、必ずいる必須アイテムなのでした。
(=^・・^=)

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