早朝出勤前の私の過ごし方。

清少納言が春はあけぼの…、と書いたのは、今から1000年以上昔の話。しかし、早朝起きて、紀の川の南の山々を眺めていると、そういうふうに山裾が霞んでいて、これはこれで美しいですな。

それにしても、春はなぜ、こうも眠たいのだろう? 早朝より起きるのが好きでiPhoneのタイマーを4時にセットしておったわけですが、目覚めたら4時半でした。それで、慌てて6時にセットしなおしたのですが、もう一旦目が覚めると、どうも熟睡する気もなく、時間も短いしで結局起きてタイマーは今、5時にセットし直されています。

夜はだいたい、睡魔が襲ってきて、そうそう深夜まで起きていられません。だいたい、晩酌の焼酎が効いてきて、どれだけ、深夜まで起きてやろうと思っていても、21時くらいになると猛烈に眠たくなり、根負けして、寝てしまいます。あ、今飲んでいる焼酎は、量販店にあった鹿児島の麦焼酎なんですが、これが、なかなかに熟成されていて、樽のフレーバー濃厚でうまいのであります。(^^)

昨夜も21時ごろに寝たので、7時間は寝ている勘定になり、私の睡眠時間をほぼ満たしているわけです。

先週、吉野口駅までポタリングしましたが、あの時は、前の晩から興奮気味でなかなか寝付けず、結局、睡眠4時間ほどで走りだしました。結果、力が入らずフラフラで惨憺たるありさまでした。

新生活が始まって徐々に体を自分の最適ペースに慣らしていこう、と考えています。夜は、早寝です。これはもう基本。早朝は5時に起床です。そうしますと出勤時間までたっぷりと3時間ほどもあるため、実に好きな本を好きなだけ読み耽ることができます。今、ハマっているのが、坂口謹一郎著、『世界の酒』、岩波新書、1957です。
著者が世界中を旅して遭遇したその土地の地酒について薀蓄を語っているわけです。出版年をみるとはるか大昔の昭和の頃ですが、この頃は、まだ自由に日本人が海外旅行に行ける時代ではなかったと思います。当時のこの本の価格をみて笑いました。100円。ま、当時のサラリーマンの初任給を考えると、この程度だったのでしょう。

私も農学部という看板の出ている学校を卒業した縁もあり、こと発酵という現象に関しては並々ならぬ関心を持っているわけでした。生まれついての酒のみの性なのかもしれませぬw。

ということで、最近は、こうした、興味のある古書を探す旅を毎日しております。今は、ネット上であらゆる本を探せるようになったので、時間が節約できて朝の出勤前のひとときを楽しんでおるわけでした。
(=^・・^=)

コメント

人気の投稿