夕暮れのパンク修理…。(;´д`)トホホ…

昨日のパンクには手を焼いた。
 かなりくたびれの目立ったパナレーサーをまだだ、まだだ、と言いなだめ酷使してきたが、とうとう年貢を収めた結果となった。

利用者さんは、あの兄さん、夕暮れに半狂乱になって自転車ひっくり返して何をやっておるのか?ってずっと窓越しに凝視しておったw。

まだ、日没前の時間帯であるので、手元もはっきりしていて、大手術にはならずに済んだものの、もう少し、会社を出るのが遅ければ、恐らく修羅場となっていただろう。

私のタイヤはチューブラーという水道のホースのごとき丸い断面のタイヤである。もちろん、チューブはタイヤの中に縫い込まれているため、引っ張りだして修理するなんて悠長な芸当はもはややる気も起きない。それにこのタイヤは安価である。3000円ほど。それで、付けてからもうかれこれ2年であるので、十分に元がとれている。要するに使い捨てである。以前、国道に競輪選手がパンクしたチューブラーをよく放ってあるのを見かけたことがあったっけ。

このタイヤ。横目には、あまりに細く親指ほどの太さゆえ、リムについているのかついていないのかわからんくらいである。それで、道路の縁石を乗り上げる際などブレーキでもって、一息入れてからリム打ちしないように慎重に事を運ぶわけだ。

昔、一気にこれをやって、リムごとお釈迦にした記憶がある。

しかし、チューブラータイヤは好きである。あのカンカンに空気をいれて滑っていくような疾走感が忘れられない。麻薬のようである。一度体験すると、チューブラーばかり履きたくなる。値段もピンきりで、高級品はサイドが絹とか、極細の繊維でできていて、さぞや乗り心地がいいのだろうが、私は、三級品ばかりである。しかし、これでも十分にチューブラーの素晴らしさを味わっている。

昨日は、タイヤ性能に目が覚めた思いだった。いつもの通勤バッグに放り込んであるスペアに急遽、リムテープを巻き直し、貼り付けたわけだが、あいにく、このリムテープ。26インチという中途半端なワッパのため、途中で途切れて足らなくなり、慌てて、もう一つの新品を継ぎ足して事なきを得た。

いざ、新品のチューブラーに張り替えてみると、その加速のいいことといったら! 
まったくタイヤの新品はかくも乗り心地のいいものか、と改めてびっくりした次第。

パンク修理の作業に話を戻すと…。
まず、リムテープという両面テープを裏紙をちょっとだけ、引っ張ってヒゲのように出しておき一周巻きつける。バルブ穴から恐る恐る新品のチューブラーに少し空気を入れて膨らましたあと、リムに乗せていくわけだ。慣れてくれば、クリンチャータイヤより、ずっと楽である。最後にハマったら、ヒゲを慎重に引っ張りながら、全周リムテープの裏紙を引き抜くのである。そうすると、自然とタイヤはもうリムに接着されている。ただ、空気圧がまだ十分に高圧でないうちは、接着力が低いので、この間にタイヤのセンターを手のひらでぐいぐいやりながら整えてやる。センターが出たところで、最後にポンピングして、正常空気圧になったら終了だ。

このリムにタイヤを貼り付ける両面テープであるが、長年の実験?の結果、ホームセンターに売っている安価なカーペット用のものでも十分に代用可能と判明した。今まで溶けてタイヤが外れるなどということも一度もない。コスパもこっちの方がお得だ。専用品は高い。なので、今度から、またカーペット用で代用である。

スペアタイヤを入れるフレームに付ける三角形のバッグがちょうどいいので、今度からそれにタイヤを放り込み、荷物スペースを空けようと思う。これで、帰りにたこ焼きの一つも買えるというものだ。で、それで、帰ってから一杯とw…。ウッシッシ
(=^・・^=)


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