2月になると浜風が。そして尾崎放哉を考える…。

1月で退職してから、現在無職である。
無職という言葉が怖い。
理由は、紀の川市で起きた、惨劇である。紀の川市後田の森田くんが近所の22歳の男に殺害された。言うまでもなく被疑者は、無職…。

他にも新聞紙上をにぎわす事件をやらかす輩はほぼ全員無職…。

無職だと凶悪事件を起こしかねないというステレオタイプが世間的に出来上がっているように思うのである。

街に出るとアンケートなどを受けたりするのであるが、職業欄を見て、ふと、思う。なんて書けばいいのやらw…。(・∀・)

無職とかくと、怪訝な顔をされるし、嘘をつきたくないし…。

今朝は、4時起きである。夜はだいたい20時半か21時にはもう寝ているので、LINEを送ってきたりしても、返事は大変に遅くなるわけだ。> すまん ALL

今週はやけに冷え込む。昨夜は20時半には、もう寒くてたまらないので、すぐに布団に入ったが、それでも震えは止まらず、寒くてたまらなかった。翌朝、案の定、風邪を引いている。鼻水が止まらない。熱はないが、なにかしんどい。(;´д`)トホホ…



外を吹く冬の風の音を聴きながら寝ている。ふと、自分の今の状況をなんとか正当化しようと、もがいている自分をおかしく思ったりして、笑えてくる。冬の風の音を聴いていると、なぜか、小豆島の古寺に暮らし、終焉の地となった俳人、尾崎放哉を思い出すのである。今頃の季節は、きっと砂まじりの浜風が夜毎吹き寄せ、雨戸などを叩いているのであろうか…。


俳人の尾崎放哉という人がいた。東京帝大を卒業し、一流保険マンになってバリバリ出世街道を走っていたかと思うと、どうしても好きな俳句が止められず、仕事中も行き帰りも俳句三昧…。おかげで、会社をクビになる。一応結婚するのであるが、こういう生活であるから、心優しい放哉から離縁を申し込み、独り、瀬戸内海の小豆島の南郷庵へと引きこもる。ほとんど働かず、食うや食わず。しかし、東京に残した友人知人に手紙を書きまくって、支援を申し出るところとかが、憎めない。

山野を巡って自然と一体なり、句を詠んだ種田山頭火とは静と動とよく対比される。



私の場合、凡人で、何もすることがないので、ひたすらボォーと100年先のことなどを考えて暮らしているw。私とて、後約30年ほどだと思う。人生は短いとはよく言われるが、誠に真である。 何もせずとも鼻毛が伸びるのがやけに早いのはどういうことか…? (・∀・)



尾崎放哉の句集は青空文庫で無料で読める。ありがたい時代である。orz

http://www.aozora.gr.jp/cards/000195/files/974_318.html

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