NHK大河ドラマに思うこと…。

早くも来年の大河ドラマ発表があったようだ。豪華な俳優陣。しかし、私は、この大河ドラマに最近怒っているのである。なぜに戦国時代や中世などのものばかりなのか…。第一、時代考証も難しい1000年ほども昔の出来事をドラマ化するとなるとかなり脚色に頼ることになるはず…。それに、戦国モノ。とくに織田信長の人気がダントツで、以下、それぞれの武将の歴史物がヒット作と…。私は、この大河ドラマのなかで唯一よかったと思っているのは、新選組である。あれは、毎回夢中になってみた。時代考証も確かだし、ホントに幕末の世の中がよくわかった傑作であった。途中、特撮に頼るシーンがあるにせよ、この大河ドラマは良かった。

本日、私が切望してやまないのは、和歌山県は田辺市の誇る巨人、南方熊楠についてである。彼の著作はたくさん読んだ。すっかり魅了され、資料館へも足を運んだ。ご本人の写真も残っているので、よりリアル感が違う。民放も含めて、なぜに彼の伝記ものをドラマ化してくれないのか? 非常に疑問である。昭和天皇にご進講までされているというのにだ。

実は、昨日、研修で田辺コースの人たちとまたいっしょになってふと南方熊楠のことを思い出したからなのである。日本人は、もっと彼の業績に注目していいし、もっと評価されていいと思うですが…。彼こそは、真のエコロジストであったと思う。

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