イモネジに思うこと…。

イモネジと聞いても一般の人は???であろうと思う。
イモネジとはイモムシのように全体がねじ山になっている隠しドメなどに利用されるネジで、自転車では、泥除けステーを止めるためのだるまネジに組み込まれていて、なくてはならないネジである。

しかし、ググッていると、どうやらそのイモネジを製造するところがもうすぐなくなってしまう、という噂を目にした。

「いもねじ」が消える日?

イモネジを使うとステーの止めがスマートに行える。しかも輪行時にも六角レンチでささっと緩めて外せる。難点はよく失ってしまうことである。

イモネジは他にも自転車では使われていて、特殊な例では、千鳥に使うことがある。イモネジでワイヤーを止めてしまうのである。こうすれば、見た目がスマートである。滑車の付いたようなタイプの千鳥によく使われている。

しかし、こうした職人芸でできるような部品が実は自転車にはたくさんあって、ネジの規格も特殊であり、町工場がどんどん効率化を優先してしまうと、将来が危ういものとなる。ま、今どきのロードなんかだと、特殊なネジなどあまり見かけないので、関係ないのかもしれないが、ツーリング車となると話は別で、実に細かな特殊なネジが至るところに使われているので、今のうちから、だるまネジなどのストックを多めにしておいた方がよさそうだ。
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