泥除けは固定式か分割式か…。

私は、輪行が大好きである。というか、必然的に自宅周辺地域は、自然と走ってしまい、新鮮味が薄れる。それで郊外へと出かけるわけであるが、市街地の往復が好きではない。

ようするに美味しいところだけを堪能したいというわけである。そんなときに輪行がメインとなるわけだ。

ツーリング車の輪行は大変そうとよく言われる。
外国ではどうだか知らないが、箱庭のような風景が続く日本では、峠超えをして、反対側の駅から輪行で帰ってくるというパターンはよくある。

駅前で愛車をバラして袋詰していると、いつも周囲に人が集まってくることがある。私の場合は、フォークを抜いてガードを外しての輪行なので、最近のロードのお手軽輪行に比べるとバラす比率が高く、自転車屋のような塩梅になる。それが珍しいのか、よく人にじっと見られることが多い。まあ、最近は慣れたのでどうでもいいが。

ツーリング車の特徴として、泥除けが付いていることが挙げられる。泥除けは、雨の日に快適性を担保してくれる大切なパーツである。雨の日に走らないから、と最近は泥除けなしの人が多いが、路面が濡れていると、泥はねがあるし、後のお手入れ時に汚れの度合いが断然ましなのである。

日本のサイクリング車の特徴として、泥除けの分割加工があると思う。海外では、列車内にそのまま自転車を持ち込める国もあってか、泥除けを分割加工するという案は浮かばないのかもしれない。

私は、泥除けは固定方式が好きだ。分割式はわずかに分解時に手間が省けるが、嵌め合わせにコツがいるし、走行中の鳴きの原因となる。

私は、まず、ペダルを外し、後輪を外し、ブレーキワイヤーをレバーから外すと、サドルとハンドルを下にして、後ろの泥除けを外す。外すと言ってもステーは蝶ネジだし、上と下のブリッジの隠し止めのネジを二本取るだけで楽に外れる。5分とかからない。

フォーク抜き輪行で、よくエンド金具で倒立させて収納というのが定番だと思うがあれだと、自転車で一番大事なRメカが地面と接しているので、ダメージを受けやすい。それで、タイヤでサドルをうまく挟み込み、サドルを下にして、トップチューブが下になるようにおいている。これだとRメカが上に来るため、ダメージを避けられる。

エンド金具は使えないが、それほど不安定ということもないし、電車内では、手すりに括りつけるので、倒れることもない。何より、フォーク抜きであるためにコンパクトなので場所も取らない。

長年試行錯誤して、やっとこの方法に落ち着いた。
使っている輪行袋はあさひの横置き型である。
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