自転車のバルブについて。

自転車というやつは、歴史的背景が濃厚な部分が多々ある。例えば、バルブ。大別すると英式、仏式、米式と3種類もある。米式はまだ見たことがない。たぶん、米というくらいだから、アメリカあたりで普及しているのだろうか。英式は、おなじみのママチャリなどについている一般車のバルブである。これにあてがう空気入れも面白い。口金部分が洗濯バサミのようになっていて、この部分をとんぼというらしい。(^^)

スポーツ自転車は、ほぼ仏式かと思う。私が一番愛してやまないのは、仏式である。空気入れも大層大枚を叩いた。ヒラメの横カムを使っている。しかしだ、なぜに一般車に便利な仏式が普及しないのだろう、といつも疑問に思うわけである。英式は虫ゴムをバルブのコアにかぶせて使う仕様になっていて、じきにこの虫ゴムがだめになる。非常に空気の持ちも悪い。なのに一般車のバルブはほぼ英式である。

以前にここで自分が作るママチャリの構想を語ったことがあったかと思うが、自分がママチャリを作るなら、まず、仏式バルブを採用したい。タイヤも普及している700x32Cくらいの太いのを付けて段差などもバリバリ走れるようにする。

その昔、仏式のチューブというのは希少だった。今はそれほどでもなく、ホームセンターなどにもスポーツ車のチューブが売られているので、安心だが、昔は、仏式のチューブというのは専門店に行かない限り入手不可だった。それで、パンクしても直して直して大事に使ったものだ。

今でもランドナーのチューブは希少品である。いつも通販で、まとめ買いしてストックしている。地方へ行くとまず、650サイズの仏式チューブは手に入らない。逆に普及したMTBの26インチサイズならホームセンターなどにも置いているようだ。

自転車で世界旅行を計画したりするのだったら、普及しているサイズのチューブを選択しないと入手が難しいだろうな、と思う。作るのだったら、どうだろう。やっぱり安心の700Cサイズになるのだろうか。

職場の車いすの英式バルブを見ていてふと思いました。チューブについてつらつらと書いてみました。(=^・・^=)

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