サイクリングヤマト便のこと

今から10年ほど前、盛んに私は、あちこち遠隔地へサイクリングヤマト便というのを利用して、自転車を出発地点へ送りつけていた。そうすると、手ぶらで旅ができ、楽ということこのうえない。

今回、新幹線の大型手荷物予約制度が始まるとの報を受け、このサイクリングヤマト便を次回から積極的に活用していきたいと考えるようになった。

しかし、横着な私は、失敗もあった。上諏訪で4040クラブの全国オフ会に出たときのこと。上諏訪までサイクリングヤマト便で自転車を送りつけた。行きはよかった。無事に組み立て、さっそうと走り出せた。しかし、帰り、また上諏訪から自宅へ送ったとき、見事にRメカはひん曲がり、Fメカもダメージを受けていて、無残だった。しかし、これは致し方ないと今は思う。クロネコもカーゴのスペースの都合上、縦置きにしたりするし、横置き厳禁と言っていても途中経由地を何箇所も通ることを思うと、徹底されていないだろうから。

事前の対策は、まず、普通の輪行以上に細部まで気を遣うこと! 普通の輪行なら、バラさないRメカもエンドから取り外す。そして、Fメカはインナー側に落とし、外からの衝撃を少しでも回避する。

残りはフレームカバー類を装着し、可能な限り傷を防ぐこと。あ、そうそう、Rエンドのエンド金具も忘れてはいけない。

荷物も増えるので、私はこれくらいで対策している。今、サイクリングヤマト便はご無沙汰で、休止状態であるが、サイクリングタグは所有しているので、後は切れているJCAに再度年会費を支払えば、また、一年間何度でも、この便利なサイクリングヤマト便を利用できるというわけ。

遠隔地で行きたいところはたくさんある。富士山周辺とか、青森の十三湖周辺などなど。

こうした遠隔地まで輪行するとなると、乗り継ぎなどを考えただけでもゾッとする。重い輪行袋を担いで延々コンコースを歩くなど、狂気の沙汰だ。それだけで自転車やめようと思ってしまう。

ちょっと手間がかかるが、このサイクリングヤマト便という制度は初心者にこそ、使ってほしい自転車輸送の手段である。

このサイクリングヤマト便を使って過去、三回しまなみ海道を走ったことがある。最高に楽しかった。行き帰りとも手ぶらなので、お土産も買えるし、楽だった。

輪行は確かに便利な制度であるが、ほかの乗客の迷惑を考えるとやはり躊躇してしまう。
特に何度も乗り換えをするような遠路を行く旅にはサイクリングヤマト便を活用したいと思う。
(=^・・^=)

コメント

FOX さんの投稿…
輪行に全く抵抗ないです。
稚内から根室から種子島
までも輪行してますが(笑)
乗り換え10回の18キップ旅もね(*^。^*)
nonki さんの投稿…
私も輪行大好きです。しかし、乗り換えが多い遠隔地への輪行は基本あまりしたくないですわ。(^^) 自転車をまるごと輪行で送ってしまえるクロネコさんにはいつもお世話になりっぱなし。一度だけ、諏訪湖のオフ会のときに帰り、ぶっ壊されたけど、凝りずにまた自己防衛して利用してみたいと思います。ただ、JCAの会費が毎年バカ高いのが欠点ですけどね。(^^)

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