台風15号の爪痕。

台風15号が関東地方を直撃して特に千葉県が凄いことになっている。思えば、去年、台風21号のときにここ和歌山県も壊滅的な被害を受けた。電力が元に戻るのに約1週間ほどかかり、遅い地域では2週間ほども電気のない生活を強いられた。

一番遅かったライフラインの復旧はネットだった。電気がないとテレビもつかないし、携帯電話などの充電もできない。幸い、職場はすぐ復旧したので、そこで充電はできたが、家に帰ると真っ暗闇でろうそくや懐中電灯の光で何日もしのいだものだ。

幸い、私の地域では水道は止まらなかったので、生活にはそれほど困らなかった。屋内キャンプのような雰囲気だった。しかし、今回の千葉県は酷い。泉州地域が千葉県と似たような状況だったと思う。ライフラインの復旧が遅れた最大の原因は、電柱の多倒壊である。一本二本どころではなく、なぎ倒されたように一斉に電柱が倒れたため、復旧のための車も入っていけず、時間がかかったようだ。

今でも幹線道路を走っていると、風向きによって方向が変わったままの交通標識を目にすることがある。

もうまた、次の台風16号が連休明けにもやってくるとか。ライフラインの設計を一から見直さないといけないかもしれない。オール電化はこういうとき、最悪だと思う。うちはガスはプロパン、風呂は灯油。と分かれているため、まだましだった。

近所のオール電化の家は最後まで難儀していた。和歌山県でもまだ台風21号の爪痕が残っている。屋根瓦をめくられた家々がまだブルーシートをかぶったままになっているところがあちこち散見される。

聞くところによると、屋根職人が高齢化しており、人数が全然足りていないのだとか。それで、修理を依頼してもなかなか順番が回ってこないらしい。それでついに一年経過したという。

超大型の台風16号の進路が気になる。
(=^・・^=)

コメント

匿名 さんのコメント…
プロパンと石油とは素晴らしいですね。
和歌山ですと場所によっては湧水も手に入るのでしょうか?
昔の人のように、外が暗くなったら寝る生活にすれば、懐中電灯だけで十分でしょうし
クルーザー船のために石油(プロパンガス?)で作動する冷蔵庫もあると聞きましたので
その気になれば電気に依存しない生活も出来そうです。

TVは持ってませんが、ラジオとインターネットのお陰で不自由なく暮らせてます。
厳密に言うとラジオは電気がないと使えませんが、乾電池2本(エネループ)で1ヶ月以上楽しめますので
予備の電池さえあれば、数週間程度の停電は問題ありません。
インターネットは大量に電力を消費しますので、1日以上、停電になるとネット依存症の私にとっては辛そうです。

その点、自転車は電気も石油も不要ですので非常に優秀だと思います。
歳を取っても自転車に乗れるよう最低限の体力は維持したいものですね。

こん@4040club
nonki さんの投稿…
私のところは田舎で、都市ガスというものがないのです。それで、近所は皆さんプロパンガスですね。しかし、災害時に考えると、各自使えるので、いいかもしれません。それに爆発の危険性も少ないようですし。

私も最近はテレビをあまり見なくなりました。というか、見る時間がないw。

ニュースは玉石混交ですが、ネットだけで十分かな、と思います。

でも、去年の台風21号のときは、電柱がいっぱい倒れてしまい、ネットの開通に時間がかかりましたね。案外、役立つのが、車だったりします。シガーソケットから電源を取るようにすれば、スマホなどの充電に使えるし、小型の冷蔵庫などもエンジンをかければ冷やせるようですよ。

(=^・・^=)
匿名 さんのコメント…
実は、私は車マニアだったりしますが
車を発電機とか冷蔵庫にするアイデアは
思い付きませんでした。
確かに、キャンピングカーとガソリンがあれば
車の中で生活できるかも知れませんね。

昔は、行商の人が家の前まで来てくれたので
冷蔵庫が無くても、毎日、新鮮な食料を入手できた
という話を聞きました。
私が子供の頃、豆腐屋がラッパを鳴らしながら
家の近くまで来てくれた記憶があります。

今は土日にスーパーで大量に買い物します。
それを冷蔵庫に入れるのが定番になりました。
共働きが主流となり、留守宅が増えたので
行商が成立しなくなったのかも知れません。

玉製混交。
嘘は、いつの時代も存在しますね。
「働かざる者、食うべからず」
と言う言葉も本来は全く違う意味だったようです。


こん@4040club

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