Vブレーキのこととか…。

今、うちにある自転車でVブレーキのついているのは一台だけである。黄色タイヤのクロスバイクがそれである。このブレーキは毎回いじる度によく考えられているなぁ、と思うのである。いつも遭遇する片効きの修正が楽。左右の調整ネジを回してシューを寄せるとすぐ解決する。

昔の頃のカンティブレーキはそれは片効き調整がやりにくかった。力技でスプリングを曲げたりなどしていた。今では間違ってもそういうことはしないと思うが、とにかくスプリングの力が強すぎて、引きが重たく、スプリングを引き伸ばして弱くしてから乗っている人もいたくらいだ。

時代は流れて、今は街乗りの自転車は皆、Vブレーキになっている。ディスクブレーキが流行りだして廃れるか、と思ったが、安価で調達しやすいためか、今でも多く使われている。私のは哀れにもブーツと呼ばれるワイヤーを保護するゴムがどこぞに紛れてしまい、ない。(^^)

それでもよく効くことは効く。実際、このVブレーキを使い出すと、もう元のカンティなどには戻れない。それくらいよく効く。

クロスバイクはそのフラットハンドルと相まって、町中でちょっと走ったりするのに重宝する。

シマノが特許を公開しているのかわからないが、台湾のメーカーなどからも同じような製品がたくさん出ている。しかし、効きの良さから私はシマノ製を選んでいる。

このクロスバイクはフットワークが軽い。ランドナーのようなゴテゴテの装備はなく、気軽に出かけられるのがいい。また、路駐していても盗難に遭う可能性も低く、安心である。歳をとって今までコテコテの自転車ばかり作ってきたけど、今になって思うとこういうカジュアルで出かけられる気軽な一台が一番イイと思うようになった。

これに軽量のオルトリーブの防水バッグを付けて出陣である。
(=^・・^=)

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