探していた本を手に入れた。芸術の秋である。

修理を依頼しにディーラーに電話してみたが、本日、ピットは予約で満杯だそうな。次の30日の休みに予約を入れておいた。

今日、偶然、探していた本を古書店で見つけた。といってもネット上でだが。(^^)

圧倒的な古書価格に負けてなかなか踏ん切りがつかず、見送っていたが、今日見つけだした一冊は、手の届く価格だったので、即決でボタンを押した。ジャズ評論家の油井正一さんのレコードは見つけたときに買え!というがあったが、まさしく本もそうである。見つけたときが買い時だ。見送ったが最後、その本は二度と手に入らない。なので、すぐボタンを押したのである。

私の場合、装丁が少々汚れていようと読めればOKである。到着が今から待ち遠しい。秋の夜長、しみじみと読みたいと思う。

私は、読書が好きだった。過去には年間100冊くらい読んでいた時期もあった。引っ越しをし、実家に戻ってからは、忙しく、それと自転車で走ることが何より好きになってしまい、読書からはちょっと離れてしまった。

ノンフィクションや旅行記が好きである。小説はあまり読まない。昔は、探検記の全集みたいなのを図書館で借りてきては読みふけっていた。間宮林蔵の樺太探検記とか、アムンゼンの局地探検。クック船長の航海記などなど。

今は、インターネットの時代で、世界一周中の人のブログを毎日更新を待ちながら読んでいる。時々動画もあって、実際にそこを走っているかのよう。まったく夢のような世界である。遠くアフリカなど一生行く機会もないだろう、と思うと遠い違う惑星に降り立ったようで、SFを読んでいるような感じになる。

さて、芸術の秋、というか、秋には読書したり音楽を聞いたりする時間が長くなる。私は、音楽はときどきCDを購入する程度で手元には200枚ほどディスクが溜まっている。昔は、ロックの洋楽やジャズをよく聞いていた。ジャズは今でも時々聞く。ロックはもう年齢がいってからは、あまり聴かなくなった。

今、よく聞いているのは古いジャズとアンビエントである。アンビエントはブライアン・イーノのディスクをとっかえひっかえ聴いている。未来都市にいるような気分にさせてくれるミュージックフォーエアポートというアルバムが好きだ。後は、NASAのアポロ計画の映画のBGMに使用されていたイーノのアルバム。宇宙の無重力を表現したような楽曲で大好きなアルバムである。

仕事に向かうときによく聴くのは、コルトレーンのジャイアント・ステップスだ。体中にエネルギーを充填するような圧倒的なテンポで、やる気を起こさせてくれる。そして、帰りは、アンビエントで締めくくり、疲れを癒やすのである。(^^)

アルバムは購入するときに本もそうだが、あれば中古をできるだけ買うようにしている。そうすれば、リサイクルになるし、無駄なゴミを出さずに済むから。

どうせ、CDを買ってもほとんどノートパソコンと車でしか聴かないので、あまり音質にはこだわらない。インナーイヤホンにも凝ったことがあったが、耳が悪くなりそうなので、止めた。

音楽がパッケージングできるようになったおかげでコンサートにわざわざ出かけなくても良くなったのは、大発明だと思う。CDを発明してくれた人には感謝してもしきれない。

環境的視点でみれば、音楽や本もダウンロード販売を買うようにすれば、環境負荷もないし、いいのだろうが、こればかりは心理的なバリアーが働いてなかなか購入には至らない。
困ったものである。
(=^・・^=)

コメント

匿名 さんのコメント…
欲しいなぁと思った本を保留して、その場を去ると、次の時にはもう無い。
ということを何度か経験したため、欲しい本は、その場で買うようになりました。
ただし、本が増えると保管が大変なので、図書館で借りられる本は
極力、図書館で借りるようにしてます。
インターネットを始めてからは、ネットサーフィンの割合が増えました。

21世紀は文字だけでなく、音声や画像データも満ち溢れてますが、
これらのデジタルデータは、何年くらいまで保存できるのでしょうか?

考古学が進歩すれば、朽ちた記憶媒体からデータを引き出す方法も
確立されるかも知れませんが、案外、和紙と墨で書かれたアナログデータの方が
デジタルデータよりも長持ちする可能性はあるかも知れません。

1000年以上の大昔の古文書が、今でも残っている例は多々ありますけど、
まさか、21世紀の情報が、1000年後には何も残っていない!
という事態にはならないとは思いますが、、、どうなんでしょうか?


こん@4040club
nonki さんの投稿…
私が本を買う場合は、たいてい古書ばかりです。ですので、見つけたときが絶対買い時です。流通している本に関しては図書館利用ですね。
稀覯本になっているような場合が多く、古書価格が高騰しているのが辛いところですが。
さて、デジタルデータの保存の件、いろいろ技術的にも検討されてきているようですが、究極の保存方法が載ってたような気がします。そうです。生物の遺伝子、DNAの中に埋め込んでしまう、という方法。DNAはご存知のように二本の鎖が互いに相補的に保管しあってちょうどジッパーのように繋がった構造になってます。デジタルデータの保存に最適だというのです。取り出しや埋め込みは、目印のようなマーカーの塩基配列を付けておいて、すぐにできるそうです。そうして、塩基配列から元のデジタルデータへデコードしてやると、もとのデジタルデータが見事に復元できるのだそうですよ。ですので、今後、デジタルデータの保管方法については心配ないか、と思います。

https://irorio.jp/sophokles/20151207/285361/
匿名 さんのコメント…
DNAの原理を使うとは、全く想像も出来ませんでした。
数百年という耐用年数もビックリですが、
9リットルの中に全ての情報を格納できるのは桁違いの凄さです。

最近はプラスチックが嫌いになって、木製の自転車が気になってますが
生物由来の記憶媒体も興味深いと思いました。
というか、遺伝情報を次世代に伝えるDNAは、
まさに天然の記憶媒体とも言えそうです。

ただし、DNAだけにコンピュータウィルスではなく、
本物のウィルスに観戦する可能性はないのか気になるところです。

あるいは、データを溜め込んだDNAが、エイリアンのように
自立的に行動/増殖したら怖いかも知れませんね。

こん@4040club

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