早朝3時に目が覚めた。月がきれいである。

 昨夜は19時半ごろ寝た。目が覚めると午前3時であった。もう冷えることもなく、生暖かい感じですっかり春なのである。窓の外を見ると、月がくっきりと浮かんでいる。

昔から、月を中世の人も古代の人も見ていたのだな、と思うとなんだかロマンがある。そういえば、ドビュッシーは月の光という楽曲を書いた。それを20世紀になって冨田勲がシンセサイザーというとてつもない楽器で、再演奏してみせた。素晴らしい内容である。youtubeあたりで検索すれば出てくるか、と思う。

今朝もとりとめもないことをとりとめもない頭で考えて書いている。:D

シンセサイザーという楽器に一時惚れ込んでいた。弟が特にご執心であって、コルグのモノポリーだったっけ?とかいうシンセサイザーを買った。毎日、弾けもしないのに、あちこちつまみをいじっては妙な音を出して、近所をハラハラさせたな。(^^)

そのうち、弟も多重録音もどきを楽しんでいたが、熱が覚めたのか、それらを親戚の男子にあげた。大変喜んでくれたが、今頃、あのシンセはどうなったのかな?

今では古典のアナログシンセサイザーなので、非常に価値があると思う。喜多郎だったら喜んで弾いてくれるだろうか?

ま、突拍子もない話になったが、80年代頃のシンセサイザーによるアルバム製作というのが、実に流行っていて、ニューウェーブとかいうジャンル分けになっていた。

私は、YMOに代表されるテクノも聴いていたし、喜多郎のようなナチュラルな癒やし系のシンセサイザー音も好んで聴いた。前にも書いたが、当時、NHKで月一回放映されていたシルクロードのサウンドトラックはたくさん持っている。今でも時々、とっかえひっかえ取り出しては聴いている。妙に自転車による僻地のツーリングなどに行くと、このサウンドが脳裏に浮かぶのである。

まだ、持っていないアルバムもある。それは喜多郎と双璧をなすかどうかはわからんが、姫神せんせいしょんというグループのサウンドだった。これは実に和風なサウンドである。特に東北地方を代表するサウンドといったらいいかも。

ある時、東北のどっかの駅のテーマソングになっていたそうな。奥の細道は代表曲で、この曲が大好きだったのだが、いっとき、サスペンスの某ドラマに転用されてから、シラけた。

他にも姫神せんせいしょんには、いい曲がたくさんあるので、また、集めて聴いてみたいと思っている。

他にもマイナーなところではバッハレボリューションとか、海外ではウォルター・カーロスの時計じかけのオレンジとか…。いっぱいある。

渋いのが、ドイツのピーターバウマンのロマンスという曲。延々リフレインされるメロディーのシーケンサーがかっこいい。

後はドイツのタンジェリンドリームも外せない。これも二枚組のアルバムを持っていて、時々、聴き惚れている。

いつの間にか、音楽の話になったが、実に音楽が好きである。音楽と言っても私は楽器をやらないので、聴く方である。昔は、録音技術がなかったので、大衆や宮廷で専用の演奏者が、演奏して生演奏を聴いていたのだとか。実に贅沢である。

エジソンのおかげで私達は、音楽を永遠のものとすることができた。ひたすらに感謝である。クラシックはともかく、ジャズという音楽は油井正一氏が言っていたように譜面に書き表せるものではないので、まさに鬼気迫るセッションの迫力、聴衆の拍手、グラスのカチンという音とか、とにかくアドリブが全てであって、それを記録しているのが、レコード、今はCDとなるのである。なので、特に歴史的に貴重なセッションとか録音のCDとなるとコレクションしたくなる私なのであった。

昔、そういや、10ccに芸術こそ我が命、って曲もあったなぁー…。

(=^・・^=)

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