自炊って言うらしいな、本の電子化のこと。

買ったばかりのアマゾンのkindleで読書を堪能しまくっている私である。とにかく目に優しいので目があまり疲れない。これが一番助かる。

非常に残念なのが、そうなってくると、今所有している蔵書をkindleで読みたいな、という欲求が出て当然である。私は、本に対する愛書趣味はない。中身が読めて楽しめればいいのである。

自炊という言葉があると知った。なんだ?独身者が自宅で寂しく夕食を作っているのか?いやいや、違ーう!

要するに自炊というのはですね、本を裁断機で裁断してしまい、一気にスキャンして、OCRなんかでテキスト化し、検索などができるようにしてから、最終的にはkindleのような電子媒体で読める形式に仕上げて納品する、ってなことでした。

ということで、個人でやるよりもこうした機器を揃えて料金を払えばやってくれる、業者が存在します。

しかし、深読みしていくと、著作権に抵触する行為だとかでもめているのですね。

(゜゜)

参考:https://scanb.jp/noscanlist

私は純粋に個人で読書を楽しみたいだけなんだけどねぇ。

ま、いつの時代でも技術革新が起きると、必ず反対するアンチは発生するものですからね。

昔は産業革命時に工場の機械を破壊したラッダイト運動ってのがありましたな。

紙の本を卒業したらいっぱいいいことあるのにねぇ。

例えば、学校の教科書類。これ、小学校、中学校、と地獄でしたよ。華奢で小柄だった私に両手に実に重い何十キロっていう手荷物持って毎日登校。歩いて登校していましたから、更に地獄。今でも背骨の側湾症は、この頃の悪影響ではないのか?と勘ぐってしまいますよ。

これが、電子本になるとタブレットのような端末を一台持っていくだけでいい。それに英語学習なんかだと、実際の発音を聴いたりできる。素晴らしい!

理科なんかだと実験の様子や自然の動物の鳴き声などもリアルに体験できる。

こういう発想の転換というのが日本人は実に下手ですな。保守的っていうのか、真っ先に波に乗って技術革新を起こす、という気合がない。(´・ω・`)

えーと、近々ですが、僅かな蔵書ですが、一気に電子本化しようかな、と考え中です。

料金表見たけど、意外と安いよ。

これで、一生劣化なくずっと何度も読みかせるし、老眼になっても楽に読めるのなら、実に安いものですよ。

既得権益ばかり主張する著者とか業界団体代表者にはうんざりですな。

それなりの低マージンを取って互いに和解すりゃいいでしょうに。

依頼者も著作権者に一定の低マージンを払うくらいなら文句も言わないでしょうよ。

この低マージンというのにちょっと触れると、その昔、テッド・ネルソンって人が主張したザナドゥっていうとてつもないハイパーテキスト計画があって、それには今のインターネットの萌芽が見られるのですが、彼の素晴らしいところは、ちゃんと著作者のもとに引用すれば、いくらかのマージンがごくごく少量ですが、ビットコインのような形で支払われるという発想でした。

ビットコインがもう一息で全世界に開花すれば、こういったリンクをたどって原著者に低マージンが支払われる、っていう仕組みも実現性を帯びますな。

著作権は守るべき重要な権利の一つですが、がんじがらめになると引用もはばかられますな。程よい落とし所でケリを付ける。

これがよろしいかと…。

(=^・・^=)

コメント

人気の投稿