雨でライド中止で、ジャズを聴いている。(´Д`)

 またしても秋雨である。早朝よりしとしと降っているため、今朝もライドは中止となった。

中古で買ったKeiko LeeのCDをエンコードしている。前から探していた一枚である。中古で安く手に入った。しかし、音楽CDというやつは不可解だ。大量生産されている割には、ストックがなくなった途端、珍盤や名盤となると高値がつく。

そうなるとマニアとは悲しいもので高値をものともせず、飛びつくのである。私はこういう場合静観する。

複製芸術というやつは、いつか誰かが人気があれば、必ず復刻されるものであるからだ、とジャズの大家、油井正一さんが、著作で語っていたが、まさにそのとおりですね。

昔の初回盤よりはるかに音質がよくなるようリマスターされて再発されたりする。レーベルは元のままだが、発売会社を変えたりして発売されるパターンがほとんどだ。

そうなると手に入りやすくなる上、音質もいいとくれば言うことなしではないか。病的なマニアは初回盤帯付きなどにこだわり、高値のものに執着するようだが、私は、病的マニアではないので、手に入りやすい方でいい。

ということで芸術の秋というではないですか。しっとりとジャズボーカルを聴いていたりするわけである。

他にもジャズは蒐集の対象になっていて、長く飽きず聴けば聴くほどに味わいが深まると申しますか、なんともこの歳になって改めてジャズにのめり込んでいるわけです。

スタンダードというものが存在しますが、時代ごとに流行が違うようで、昔流行った歌でも現在ではほとんど演奏されない、というパターンもありますし、その逆に今になって脚光を浴びて、盛んに再演されるというパターンもありますね。

Jimmy Rushinngのボーカルアルバムが探求盤だったのですが、先日ようやく再発を見つけ、入手できました。懐かしい1930年代ころのスタイルでボーカルも最高。こういう古き良き時代の演奏というのが最近好きになってきています。

他には、Duke Ellingtonのアルバムも好きかな。"The populer Duke Ellington"が特に好き。割と新しい時代の方のエリントンもので、音質がいいし、選曲もいい。

テーマの"Take the A train"ももちろん入ってますよ。

面白い聴き方としては各ジャズメンの個性を知るべく、スタンダード曲を1曲選んで検索しますと、その曲がずらりと出てきます。

例えば、"Body and Soul"を検索すると、各名演がずらりと出てくるのです。そして、それを順に聴き込んでいきますと、ジャズメンによって料理のされ方がまるで違い、同じ曲とは到底思えません。アドリブが光るものもあれば、各パートが特徴的なものもあり。

どんな聴き方をしようと勝手ですが、こういうのって、昔はできなかったよなぁ、と思うのです。今は、mp3で全アルバム収容していますから、なんでもありですね。

ということで今日は走りに行けなかった分、お部屋でジャズを聴いて和んでいるわけでした。

(=^・・^=)

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