自転車道楽を長らくやっていると、部品箱に部品が相当数溜まってくる。私の場合もそう。(^^)
古くはユーレーや、カンパなどの部品が入っている。しかし、使うのか?と言われるとちょっと疑問が残る。そう、規格が今とは違うため、使いづらいのである。(´Д`)
その中にどうしても再登場させたい部品もある。フランスはsolidaの鉄コッタード5ピンクランクである。クランク長は170mm。BSCスレッドである。
これは思い出深い部品だ。NC誌の広告の隅に載っていたのを見逃さなかった。すぐ通販で申込み、届いた一品。コッターピンも付いていた。
しかし、長らくこれに合うBBシャフトの入手に難儀した。最近になって英国のSJSサイクルさんでカートリッジ式のいいコッタードBBを見つけた。はるばると英国からやってきたそれは、シールドベアリングで今どきの仕様だった。実に鉄製で重い!
昔にも一度書いたが、私は大のコッタードファンである!理由は明白だ。何度も付け外ししてもチェンラインが狂わないから。
ただし、コッターピンは次第に削れてきて、適度に交換していかないといけない。この仕組みが自転車の歴史の中で100年近くも使われ続けてきたのには、それなりの理由があるのだろう、と思う。
一つは加工のしやすさだ。旋盤で簡単に作れる。クランクもそう。穴を開けるだけだ。
杉野のプロダイナミックというクランクは長さが165mmしかないが、旧タイプのコッタードと新タイプのコッタレスと2つあることが知られている。私は両方所有している。(^^)
コッタードの方を今、32B車に付けてトリプルで運用している。シャフトも苦労してプロダイ用のトリプルの145mmを手に入れた。
見ると、こちらはジュラルミンのクランクで軽い。
変速機周り、チェンホィールと集まってきた。ブレーキも吉貝のGC610直付を持っている。どうしても手に入らないのが、ブルーメルの旧泥除けである。クラブスペシャルだ。幅が40mmほど。700Cの細身のタイヤでフィットするのにこれがちょうどいいわけだ。私が今使っているのは、同じブルーメルでも入手できたのが、ポピュラーであり、こちらは若干太い。
ブレーキアーチと少し干渉しているようだが、使用上問題ないのでそのままだ。
部品が一定量溜まると、フレームオーダーとなる運びである。愛情を持って蒐集された部品には愛着が湧く。
先日のパンクに懲りて、次回はチューブラータイヤは避けようかと思う。クリンチャーでいい。太さはもう絶対の26Cである。
たぶん、グラベルキング一択かな?
今朝もグラキンでまた、かっ飛ばす予定だ。もうすぐ出発だ。
不思議と昨夜は、コッタードクランクの夢を見たのでつい、書いてみた。
(=^・・^=)
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