もうすぐ東日本大震災から丸4年…。

もうすぐ、3.11がやってくる。そう、あの東日本大震災から丸4年である。早いものだ。未曾有の被害を出した大災害であるが、日本という国は、東に日本海溝、南には南海トラフと複雑に大陸プレートがぶつかり合う場所に存在しているため、太古より大地震が数多く起きただろうことは想像に難くない。

地震自体の被害もさることながら、その後の津波が決定的な人名を奪った元凶であったと思う。

和歌山もそうだが、海岸沿いを自転車で回ると、どの家もみな、浜辺に建っていたり、数歩で海に出られるくらいに海に近い場所に居住しているのがわかる。これが、私が、長年、不思議に思っていることなのである。日本は、縄文時代くらいには、もう狩猟生活もしていて、結構、海岸沿いに人が住んでいたであろうと思うのであるが、その頃より、漁師は海が近い方がいい、という単純な理由だけで、海辺に住んできたのであろうか?

文献に残っているだけでもプレート型の巨大地震が過去数回も起きているというのに、なぜ、人は海から高台にあがろうとしなかったのだろう? そこのところが私が一番疑問に思う点である。

それともうひとつは日本家屋の構造の問題点。神社仏閣などを見てもわかるが、どの建物も屋根に重たい瓦を乗せている。なぜだろう? と思う。重心が高くなると不安的で振動に弱くなる。共振現象なども起きて、家は一気に振動によって破壊されてしまう。なのに、何度も訪れる巨大地震に対して、なぜ、人間は、軽い屋根の家を考案してこなかったのだろう?考えれば考える程に不思議である。

究極の災害に強い家がテレビで紹介されていたので見て欲しい。ユニークな形。サッカーボール住宅だそうなw。

ま、助かるということだけを念頭に設計すれば、住宅はこうなります、ということだろう。

今後もまだまだ巨大地震がやってくるこの国で、人命を再優先で考えて、どうしても海岸沿いに住みたいって人は、こういう住宅はいかがだろうかw…。
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