私の好きな自転車部品メーカーさんたち…。

自転車という乗り物は、素晴らしいとは常々書いていますが、今日は、そのメカニカルな魅力について書きたいと思います。自転車というのは、いろんな部品が集まって出来上がっています。サイクリング車を例に取ると、ハンドルやらギアやらには、昔から、専門のメーカーがたくさんありました。今でもあります。シマノがパーツのコンポーネント化(マイクロソフト社の戦略と同じ)であらゆるパーツを自社製作し始めたためとその性能がバカバカしいくらいに素晴らしかったので、たちまち、中小企業の多い体力のない企業は潰れてしまいました。それに追い打ちをかけたのが、円高だったと思います。そのせいで、いち早く海外へ製造拠点を移し終えたところが生き残ったと…。

シマノと覇権を競ってきた前田工業(サンツアー)が潰れたのが、今でも信じられません。今日は、今も現役で頑張ってるし、海外のも含めて、私が取り憑かれているパーツメーカーさんに一挙登場していただこうという趣向です。_| ̄|○

●今、よく使っているパーツのメーカーさんたちです。もちろん、ここに漏れたメーカーさんでも素晴らしいところはまだまだあるので、また、折を見て紹介できたらと思います。

今は無きサンツアーの残党らが結集したジョイジャパン。愛用している5ピンクランクは、最高の品質で、現代のランドナー製作に欠かせないものとなっています。付属するスパイダーアームや、Wレバー用のバンドなど、痒いところに手が届くようなマニア泣かせの品揃え。シクロツーリスト必須の会社です。 

泉佐野市にあるスポークの製造会社。もう国内ではここだけになってしまったような…。ブランドのスターブライトは品質ともにいい部品です。スポークの首部分にある星形の刻印がイイ!


MKSで知られるブランド、三ヶ島ペダル。ツーリストは言うに及ばず、サイクリストでここのパーツを知らないという方は少ないはず。今も作り続けられるトークリップなど、ツーリストの心情もしっかりサポートしてくれています。リオタードへのオマージュ。アーバンプラットフォームがいつか欲しい!

VIVAというブランドは渋い! ステン複よりインナー、って聞いて、あぁ、あれね! って人はかなりの通ですな。そういう縁の下の力持ちみたいなパーツが得意な会社です。スモールパーツで光るものが多いですね。


英国はネルソンにて今も作り続けられる手作り自転車用バッグの老舗。創業70年にもなるとか…。ここの大型のサドルバッグをいつも旅行用に愛用しております。内タグに製造してくれた人のネームがサインされてるってのもイイ! 渋い英国の伝統を感じる逸品。

ボスフリーが絶滅危惧種になって久しいですね。あの頃の5段用チェーンとかまだあるのかなー? ありますよ! 阪南市にある和泉チェンさんは、今も素晴らしいチェンを作り続けてくれています。会社前を走ったこともあります。嬉しいです。ずっと作り続けて欲しいですな。

アメリカの新興パーツメーカー、ブランド。どういうわけか、日本の文化である輪行用のヘッド小物なども出ていて、アメリカ人のサイクリング熱も凄いな、と感じさせられる会社。ちょくちょく新製品が出ているので、定点観測必須です。


と、まあ、こういうところをちょくちょく覗いたりしています。もっともっと星の数ほど部品用品メーカーさんはあるので、サイクリングって世界的にみると嗜好人口がかなりあるんですね。これくらいの会社規模で成り立っているんだから。私が勤めていた頃よりもかなりメーカーが増えている印象です。

と今日はここらへんで、この続きはまた気が向いたら書きますね。
(=^・・^=)


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