CD蒐集の楽しみ。

私の趣味は言わずと知れた自転車愛好である。しかし、もう一つの趣味として長らくやっているのが音楽CDの蒐集である。世界的にみても日本という国は特殊らしく、これだけオンライン配信が発達してきても、未だに音楽CDの売上がかなりになるという。

コンパクトディスクという代物は収集家の琴線に触れるものを持っている。モノとして所有欲を満たすわけである。ジャケット写真があるのもいい。私は、今200枚程度のCDを所有しているラックにはまだ空きがあるので、当分は蒐集しても困らない。最近は、邦楽の昔の名盤を集めたりして悦に入っている。

別に新品でなければというのはない。音楽CDというのは複製芸術であって、いくらでも再発、リマスタリングというのが後年出てくるものであり、急いで購入しないといけないというものでもない。まあ、病的なマニアの中には初回盤にこだわり、帯付きなどにこだわって目の飛び出るような中古価格にもひるまず手を出し、痛むのを恐れてあまり聞かない、というような負のスパイラルに陥る人もいるという。

私の場合は真逆で、聴き倒してなんぼ、というものである。であるので、パソコンのトレーに突っ込んで聞き惚れている。気に入れば、エンコードして繰り返し聞く。

昔のように音質に異常にこだわることもなく、いつもノートパソコンのトレーに突っ込んで聞いている。

定額の音楽配信サービスも隆盛してきているが、収集家なので、興味はない。やはりジャケットをながめ、ライナーノーツを読むのが楽しい。

もっとも音楽CDの蒐集は死ぬまで続くと思うが、複製芸術なので、死ぬときが来たら、どこかに寄付か、売り払えばいいかと思っている。ただし、コレクションのタイトルだけはなんらかの形で残せたらと思う。その人がどういう思考でこういう音楽を聞いてきたのか、というのがわかれば幸いである。
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