冬の休日の朝。布団の中で回想してしまう…。

昨日は、21時くらいに寝た。
ロングドライブの疲れが溜まっていたので、すぐに眠り込んだ。次に目がさめたのが、夜中の3時過ぎ。空をジェット機が飛ぶ爆音が遠く聴こえる。私の家の上空は関空との連絡経路になっていて、常に24時間飛行機が飛んでいる状態だ。ただ、あまりに高度のため、騒音はないが、BGMのように夜中など静まり返っていると、このジェット機の音が子守唄に聴こえる。

さて、本日も休みである。朝、目が冷めても布団をすぐに出なくてイイ、という幸せといったらw…。いつもは電車の時間があるため、遅くても6時過ぎには起きて身支度しないと遅れてしまう。冬の今は、まだ真っ暗な状態である。

冬場は、通勤にも駅まで寒くてしょうがないので、まず、手袋などフル装備で行かなくてはならない。雨の日などは、これにポンチョもかぶっていくことになる。私は、あまり雨が嫌いではない。昔、警備員をしていた頃、途中、よく降られた。とっさに雨合羽を着て旗を振るのである。

今でも交通警備員をしていた頃の夢をよく見る。現場は、田辺の奥地の国道311号線のトンネル工事現場であった。早朝より、和歌山市内の事務所に寄り、仲間と乗りあわせて、ひたすら田辺の奥地を目指す。

着いたら、装備点検を行い。交通規制をかける箇所に赤のコーンを一定間隔で置いていく。下には、飛ばないよう重石代わりの厚いゴム板が付いているため、かなりの重量になる。トンネルと言っても長いものになると1キロを超える。これくらいになると、かなりの重労働になる。

トランシーバーを渡され、トンネルの両端に別れる。入り口に入ってきた車のナンバーの下二桁と車の特徴を言って、合図を送る。軽自動車の箱バンなら、ケバコ。工事用のブルドーザーなどを載せる平トラックはヒラボテ。たまに通る車を乗せてディーラーに行く大型の車はカーフェリー。といろいろ特徴のある車には、愛称が付けられている。仲間内だけでわかる暗号のようなもの。これに下の二桁ゼロサン、などと言って識別する。もし、一方の入り口から入ったのに出てこなかったら、中で何かあったということで、もう一人が様子を見に行く、ということになる。

ま、熊野の山中での労働であった。目の前は、富田川の清流であり、真夏など、素っ裸になって飛び込みたい衝動に駆られる。とんびが上空を旋回していて、車が来ない時間帯は過去や未来をいろいろ回想していたっけ。

隊長の携帯の着信メロディーがYMOのライディーンだったのを鮮明に覚えているw。

あれから変遷いろいろあった。今は介護支援専門員。
ま、私の職歴など、エピソードを書こうものなら、立派なドキュメンタリーのおもしろ本が出来上がるだろうと思う。

コメント

ダリ さんの投稿…
実を言うと、中学時代の先輩に俺の顔を見るなり、「細野~~~~」と言ってきた。こっちは「?」てな顔してたら、「お前は細野そっくりや~~~~」だとさ。なんか用分からんかったが、そこで初めてYMOを知ったのは言うまでもない。笑
nonki さんの投稿…
そう言われりゃ、似ているような…w。
(・∀・)

人気の投稿