図書館が大好きなオイラ…。

図書館ってよく行くんですわ。あの静寂の建物の中で日がな一日好きな本を次々に探し出し、読み耽る…。実に幸せな気分になります。オイラは、ノンフィクションが最近のお気に入りでその昔、平凡社から出てた世界ノンフィクション全集なんかを、堺市に住んでた頃、西区の図書館に通ってせっせと読み耽りました。間宮林蔵の樺太探検記は言うに及ばず、アムンゼンの南極探検記だとか、とにかく世界の秘境と呼ばれるような地域の探検記を次々に読破して、酔いしれておりました。狭いアパートの一室も天国に思えたものです。そのため、アパートもわざわざ調べて駅と図書館両方に近い場所に決めた経緯があったくらいですw。

で、今日の休み、雨が降ったり止んだりで走りにも行けず、部屋にこもって読書したりしてます。手元には、図書館用語辞典なる書物があります。オイラ、もし、今学生だったら、迷わず司書課程を取り、図書館司書を目指すでしょう。文章を読んだり書いたりするのが元来好きですし、情報を他者に広く紹介する、ってなことを生業とできるならこんな幸せはないと感じるからです。こうして、現にこのポタログも誰がどれだけ読んでくれているかなんて全くわかりませんが、ま、しぶとく続いているのも読み書きが大好きなせいでもあります。

図書館用語辞典をパラパラとめくると面白い項目に出くわします。例えば、「泣きわかれ」という図書館の俗語があります。これは、整理の不注意ミスなどが原因で、本来一緒に配架されるべき資料が、別置されてしまったときなどに、その状況を示すことばとして使われる、とあります。面白いですね。どんな業界にでも隠語や俗語があるのですね。

あと、「のど」というのもあります。これは、書籍の部分名称でして、小口の反対側、つまり本をめくる部分の反対側ってことになりますな。背綴じに近い部分およびその余白をいう、とあります。

あと、「蔵書印」。これは図書の所有者が、その図書の所有権を明らかにするために押捺する印判のこと、とありますが、小野則秋著、「日本の蔵書印」によると、我が国最古の蔵書印は既に天平時代の光明皇后の蔵書に見られ、平安時代には、多くの寺院の経典に押されていた、とあります。オイラも洒落でゴム印の一つをデザインをお願いして、作ったことがあります。猫が大好きなため、猫を使ったデザインです。時々、押しては楽しんでいます。

とまあ、本に囲まれた生活には今でも憧れがあります。もう一度人生をやり直せるなら、図書館司書になりたい、という気持ちは今も変わりません。
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