自転車の足元。シューズに悩む…。

自転車乗りは、昔は、選択肢が一つしかなかった。そう、ペダルである。今は、ビンディングが主流となっており、レーサーなら、もう絶対的にビンディングで決まりであろう。ツーリング車の場合は、悩む。雰囲気を優先して、というか、押し歩きのためにわざわざ、トークリップとストラップという古風な固定法に落ち着くことも多いかと思う。

かくいう私もトークリップとストラップを今、クラブモデルもどきに装着している。
ただ、これ、思いっきり足を入れて引っ張りあげると、容易には抜けなくなる。それでいいのだが、交通量の多い町中は怖い。とっさに停車するときにいちいち、手を持って行き、ストラップのクリップを開放してやらないといけない。町中はゆるゆるで、足をいつでも抜けるようにしておくのが常識かもしれない。事故防止のため。

一方のSPDペダルは、クリっとかかとを一捻りすれば、すぐに外れる。慣れれば、本当に快適でしかも固定は強力であり、途中外れる心配がないため、ペダルに引き足を思い切り使える利点がある。

峠道を降りて押す、などということを絶対にしないヒルクライマーなら、ビンディングでどこまでも…、となるのだろうが、どっこい軟弱な私など、足がピクピクいうて、とか、息切れが…、などと言い訳をいっぱいして、降りて押すことになる。延々長い峠道を押すのが好きだ。そうすると、峠の匂いであるとか、鳥のさえずり、木の葉の擦れる音などを満喫することができ、自然を直に体感できるのである。登山に近いものがあると思う。

誰も来ない鄙びた林道などをポタポタと押し歩くのが好きだ。 歩くのには、一番普通の靴がいいのは間違いない。

サイクリングに使うシューズは底が硬いのが、いいらしい。ペダリングの効率がよく、疲れにくいからだという。ただ、トークリップ仕様にすると、フラットな底の靴なら、どれも選べる。仕事用の革靴で履きやすいものをそのまま応用してもいい。専用品も高いが、使いやすそうだ。最近、流行りのウォーキングシューズもいいかもしれない。

ウェブ上で検索をかけるといろいろと出てくる。こんなに種類があっては容易には選べないくらいだ。

ただ、すでにSPDシューズは何足か持っているので、投資するなら、SPDペダルになるのかもしれない。まだまだ悩みそうだ…。
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