環境的視点で見る自転車部品…。

明日からG20サミットが大阪で開かれるとか。えらい警備体制でしばらく大阪に近づくのはよそう、と思っています。(^^)

最近、環境問題がうるさくなってきて、新聞紙上などでもよく問題になっておりますね。一番問題になっているのは、プラゴミ問題。あふれかえるプラスチックは使い捨てで、その後ゴミとなり廃棄される。その後は自然界で風雨による劣化を受けて更に小さく細切れとなり、マイクロプラスチックとなって海に漂うということになるらしい。現在、こうしたおびただしい数のマイクロプラスチックが自然界に蔓延している状態だという。

私の大好きな自転車部品にも最近はプラスチックの比重が高くなってきているように思う。昔は鉄のフレームにだいたい軽合や鉄のパーツがくっついていて、粗大ごみに出すときでもタイヤとサドルなどの樹脂パーツを外せば、いつでもリサイクル可能だったと思っていた。それが、昨今は、カーボンフレームの隆盛により、金属のパーツの比重が下がってきた。プラスチックの部品はゴミになるとやっかいだ。燃やすと有毒ガスが発生するし、再利用もできない。耐用年数も金属の部品に比べると短い気がする。

ようやく政治はプラゴミを減らそうという方向になってきているように思われるが、時すでに遅しである。太平洋にはゴミベルトと呼ばれる漂流ゴミの集積する地帯があるという。そうした地帯には発生源からははるか遠くにあるにもかかわらず、世界中からプラゴミがやってくるのだという。迷惑な話だ。こうして本来なら太平洋の楽園を標榜する島々がゴミの島となっているという。悲しい現実。

今まで、軽さ優先でカーボンパーツを買ったりしていたけれど、今一度考え直したいと思うようになった。重くてもいいから金属製のパーツを組み付けたいと思う。ささやかながら、私流の環境保護活動である。
(=^・・^=)

コメント

こん@4040club さんのコメント…
私は車も趣味だったりしますが、車もプラスチックの塊です。
プラスチックに銀メッキをしたり、木目の印刷をしているので、
一見、プラスチックではないように見えますが
マットやシートの布地と同様に、100%プラスチックです。

少し高級な車であっても、革のシートの裏面は合成皮革だったり、本木目だと主張している箇所も
木材を薄くスライスして、接着剤でプラスチックに貼り付けているだけです。

逆に、古いクルマですと、一見、プラスチックに見える部品でも
天然ゴムに硫黄を加えて硬化させたエボナイトと呼ばれる天然樹脂だったりします。
現在ですとエボナイトは高級な万年筆に使われるくらいでしょうか?

シートは全面が牛革、ダッシュボードは木材、フロアーマットはムートン、天井はカシミアという具合でしたので
昔は金持ちしか車を買えませんでした。
庶民が車を買えるようになった一因には、プラスチックの普及があるのだと思います。

車や自転車だけなら良いのですが、
普段食べているマーガリンやショートニングもプラスチックだと言われてます。
食用油も有機溶剤(ヘキサン)で処理してます。

バターが不足しているため、突然、マーガリンを禁止にしてしまうと社会が混乱します。
昔のように飢饉になっても構わないというなら、農薬や遺伝子組み換え食品も禁止にできるのでしょうが、
プラスチックと同様に、かなり根の深い問題だと思います。。。

ささやかな試みとして
ボトルケージはアルミ、ボトルはガラス瓶(酢の空き瓶)という組合せにチャレンジしてますが
走行中にボトルケージと瓶が擦れて、カタカタと音がします。
ガラスだと転んだ時にも危ないので、ビニールテープを巻こうかと思いましたが、
「ビニールって、プラスチック?」ということに気が付いて頓挫してます。
nonki さんの投稿…
気がつけば、まわりはプラスチックだらけ…。今更、レジ袋やペットボトルだけを規制しても全く効果なし、ということですね。

さて、ボトルなんですが、なんとか、アルミボトルを入手したいな、と考えております。あれに水を入れて持ち歩けばいいな、と思っています。昔はどこでもショップで売られていたのに、今はヤフオクとかでも高額になっていてびっくりします。ステンかアルミのボトルが理想ですかね。

材質的に絶対にプラスチックでないとだめな箇所もあることもあるので、難しいですね。部分的に取り外せて交換できるようなリサイクルの効くパーツ体制になったらいいのに、といつも思います。

ちなみにバーテープはちょっと凝っていて、コットンのバーテープに天然樹脂のシェラックニスを塗り込んで固め、固定に麻ひもを巻きつけてヘンプ巻き止めとしたりしています。自分ではなかなかにおしゃれで天然素材というところが気に入っております。

今のプラスチックのバーテープもクッション性が非常によくていいのですが、古くなるとやはりプラゴミになりますね。洗濯バサミなども最近は100均で金属製のものを見つけて買っていますが、まだまだ身の回りはプラスチックだらけです。

自然界でプラスチックを分解できるような細菌が見つかればいいのですがね。
こん@4040club さんのコメント…
ガラス瓶にトライした理由は、たまたま酢の空き瓶が転がっていて、
ボトルケージにスッポリと収まったことから始まりました。

少し前に、瓶、缶、ペットボトルのコカコーラを飲み比べた人のブログを読んだ事があって
「瓶が一番美味しい」という事が書かれていたので、何となくガラス瓶に興味がありました。
ちなみに、そのブログの主がコカコーラに問い合わせたら、
「容器が変わってもコーラの成分は全く同じです。」という回答だったらしいです。

最近は魔法瓶(ステンレス)のボトルもあるようですね。
冗談で、瓢箪や竹の水筒も検討してみましたが
長期間使用すると雑菌が繁殖するらしいので、使い捨てになってしまいそうです。

nonki さんの投稿…
醤油、お酒などなど、昔は皆ガラス瓶でしたね。
中身だけ量り売りなどもされていて空き瓶を持っていけば入れてもらえました。
また、あの頃のように中身だけ販売っていうことを復活してくれないかな、と思います。
ボトルはなかなかに悩ましいですね。コレクション性があり、たくさんの絵柄のプラボトルを収集している人もいるみたいです。
私は実用性を高めるためにアルミかステンのボトルに興味あります。ただ、口がそこそこ広くないとお茶などを長く入れて使っていると茶渋が底に付着して取れないようになってきます。ですので、ブラシを入れて中を擦れるくらいに広い口が必要だったりしますね。まあ、水しか入れないと決めていれば問題ないのですが。
昔のNC誌で徳利のボトルを見たことがありました。昔は、自転車での飲酒もしていたのかな、とふと思ったりですが、今時は絶対に飲酒はイケマセン。(・∀・)
普段の水筒は、お茶のペットボトルが空になったら、それに洗って新しいお茶を入れて何度も使用しています。汚れてきたら新しいペットボトルを使うということで対応しております。
ボトルでこだわりは、コップ付きであることかな。これはワタシ的に何度も直接口を付けて飲むと雑菌が繁殖して衛生的によろしくない、と思うからです。昔のアルミボトルにはきちんとキャップ代わりのコップが付いていましたね。
毎回、アルミボトルを求めてヤフオクなどを徘徊しております私です。

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