エトワールくんのチェンホィールどうするか…。

哀れにもチェンホィールをもぎ取られてしまった、グランボアのエトワールくん。
だらんとチェンが床に垂れ、哀れな姿に成り果てています。新しい、チェンホィールを買って付けてやりたいのですが、何にするか…。

今、BBは丹下のLN-7922の124mmがついてます。しかし、重い!
これには、ケルビムへ換装したサンエクシードの5ピンクランクを付けてました。チェンラインがややアウター気味になっていて擦りはしないもののあまり気持のいいものでもなかったです。

チェンラインというのは、フロントをトリプルの場合は、センターのギアにして、リアスプロケットを中央のスプロケットにした場合にチェンの通るラインが、前後ホィールを一直線とした芯のラインに平行になる線のことで、BBの中央を通るこの芯のラインとチェンまでの距離のことです。これが、自転車の場合、各種パーツ間での互換性を取るために許容範囲が決められていて、そのチェンラインの中では、お互いに換装することが可能となっています。chainline 45.7mmなんて書かれてたりします。この長さの範囲にしてね、ってこと。

ま、自転車のチェンは左右にも遊びがあり、曲がる仕組みになっているので、数ミリの誤差範囲は許容してくれます。あまりに曲がると抵抗が大きくなり、フロントを変速時にチェンが脱落ということになります。

今回は、軽量化を念頭に置いていて、サンエクシードの5ピンクランクが定価的にもいいし、170mmで、現行のFメカと干渉しないということで決定か、と思います。

それと余っているTAシクロツーリストのギア板を活用しないともったいないので、44x26Tで再び付けます。チェンはもちろんそのまま使えますね。ギア比同じだから。

懸案のBBは、ちょっとおごることにします。
このサンエクシードのfunrideクランクは、JIS4テーパーという規格です。実は、4テーパーの軸にも規格が2種類あって、ひとつはフランスのTAやストロングライト、スギノのプロダイなどの国産クランクに多く使われているJIS4テーパーという規格。だから、JISテーパーって書かれてたら互換性があるということです。一方、カンパのクランクなどの4テーパー軸のものはISOと言って、見た目同じような四角テーパー軸なんですが、互換性がありません。ここがややこしいことで、無理やり突っ込むとクランクがアウトとなります。

今回は、クランクがJISテーパーなので、BBも軽量な、SKFのBAS-600の113mmで行くことにします。これだと恐らくチェンラインがだいたい中央になってきて、いい感じだろうと思います。それになんと言ってもその重量。292gというのは軽い!

このエトワールくんは、組み上げ時から重量に気を遣ってきましたから。ハブはグランボアオリジナルの軽量なシールドハブのSFQRにしています。まだ、QRシャフトはオリジナルの鋳造品ですが、これをいずれ、KCNCなどの軽量チタンシャフトに換装予定です。

Fメカはこれくらいの歯数差となると選択肢は、台湾のマイクロシフトの22Tくらいのものになりますね。9速対応です。

あ、言い忘れましたが、チェンホィールのTAシクロツーリストにもお決まりがあって、これ、実は、カタログでは、8速までよ、って言われてますが、実際は9速でも全く使えます。さすがに10速はだめみたいです。

ということで、今回はこの辺で…。
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