【レポ】自宅(紀の川市)〜新宮市までR168にてサイクリング。
2014.9.14 日曜日 晴れ。
念願だった、R168号十津川街道をサイクリングできましたので、報告します。自宅から出て、いつもの紀の川南岸コースを走り、五条に至ります。そこから天辻峠を越えて、後は、熊野川沿いにひたすら新宮市を目指しました。総距離は163km。4時出発で14:30に到着しました。
●コースです。↓
https://ridewithgps.com/routes/32922511
●お写真です。↓
かつらぎ町渋田のセブンで休憩。補給食を購入。まだ薄暗くて寒い。
日の出前です。やっと明るくなり、もうすぐライトも消灯。
夜明け前の紀の川。妙寺付近。
五条市丹原付近。もうすぐR168と合流します。
R168を天辻峠目指して上っています。木炭を作る会社の煙。独特の匂いがします。
ようやく夜が明けました。
悲劇の五新線跡。このトンネルが坂本まで抜けています。約6キロほどもあるらしい。一度も使わずに終了したとは悲劇ですな。
天辻峠の激坂の始まり。インナーローでのんびりと行きます。
この天辻トンネルが超怖い! 路肩ほとんどなし。大型車来たらアウト! おまけに2キロほどもあるんです。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
天辻峠頂上付近。天辻のバス停がありました。
道の駅、星の国で休憩です。ここからスーパーダウンヒル。概ね、新宮までは下り基調なので、心配なし。
神秘的なダム湖の風景。
渋い。三階建ての昭和館という旅館。ここを右折で延々新宮まで一本道です。
猿谷ダムです。
しかし、すごい橋を架けるものだな、と思います。
だんだんと十津川街道の秘境ムードが漂ってきます。
ちょっと小休止。商店もなにもありません。恐ろしや。十津川街道。
三里山の水という湧水を汲んでペットボトルの水と入れ替えです。これで新宮まで持つかな。
足湯で有名な道の駅十津川郷に到着。
途中、スーパーカブでツーリングしている人と出会いました。
当然、足湯で温もり、疲れをとります。
道の駅二階の行仙という蕎麦屋で梅とじそばを食べました。
そろそろ十津川温泉に到着。約半分来ました。
数年前の紀州大水害の影響からか、バイパスが付け替えられていて、まったく違う風景になりました。
とうとうR311合流点まで来ましたよ。新宮までもう少し。
14時頃にようやく新宮市内に突入。やったー、走りきったぞー! (^^)
早朝、3時に起きだしました。もう今日は前から走りたくてウズウズしていたコース。コース自体はもう何度もドライブで走っているので、熟知しておりましたから、どこを曲がると次はどんな景色になるかとか、予想できます。
まず、4時になったので、黄色タイヤのランドナーを2階から下ろし、Fバッグの中身をチェックです。すると、みるみる気温が低いことに気づきます。ブルっときます。寒っ!すぐにバッグの中のやっけを取り出します。すると、さっき行ったばかりのトイレにまたしても行きたくなりました。冷えて便意が催してきましたですw。事を済ませ、再スタート。
あたりは当然、真っ暗のため、LEDライトを付けて走行です。このライトはいつもの猫ちゃんではなく、キャットアイの4灯のLEDでして、かなり明るいです。そして、まずは、紀の川南岸コースを走ります。いつものサイクリングルートですね。ま、ここ、最近、等間隔でコンビニができたので、非常にありがたい。飲料水などを次々に購入です。そして、最終、橋本の紀伊清水あたりのローソンがスタート後、最後のコンビニとなります。この十津川街道を長らく避けてきたのには、理由があります。そう、途中にコンビニなどが皆無でして、補給をしっかり持って走行しないととんでもないことになる、ってこと。これはライダーも同じで、ガソスタもこの区間になると開いているスタンドがほとんどありません。恐ろしい田舎街道なのです。
やっと空も白み始めたころ、五条市の丹原に着きました。いつものお世話になる柿の葉寿司のたなかの店があるとこ。もう、ここからじわじわと天辻峠の登りが始まります。Fギアをまずは、ミドルに放り込み、ポクポクと漕いでいきます。今日は、定番のBROOKSの一枚革のサドルに換装していますため、おしりの痛みは最後まで発生せず。さすが! 居住性においては、このサドルの右に出るものはないでしょう。
さて、悲劇の西吉野の五新線跡にきました。立派に完成したけど、一度も走行しなかった悲劇の鉄道跡ですな。壮大な天辻峠を抜ける大トンネルを撮影したあと、いよいよ、激坂の始まり。Fギアもとうとうインナーの登場です。26Tなので、ほぼ1対1のローアンドローでの長い登り。いや、のんびりいこう! サイクリングはのんびりするためにやってるのだし、必死になって漕ぐ必要なんて毛頭ないんだから…。小鳥が鳴いていたり、やがて、セミの声に変わったりで、自然のBGMを堪能しながら進みます。
途中、ドライブインみたいのがあって、やっとトイレできるかー、って思ったら、閉まってたw。(・∀・)
仕方なくゆっくり休んだり、ポカリをちょっと飲んだりしながら、頂上をめざします。やっとこさで新天辻トンネルまできました。普通、これだけ、登ったんだから、これが峠だろうって思うんでしょうが、これが甘い! この天辻峠は、まだ、ここから真の峠頂上までまだ、登ります。もう一つ、天辻トンネルという狭路の実に暗く怖いトンネルがあるんです。これが、約2キロほどもあって、おまけにここ、交通量が多いため、非常に自転車は怖いのです。大型車が来ないことを祈りつつ、抜けました。ここから出ると、右手に温泉があります。そしてすぐに天辻峠の真のピークとなります。ランクル組みが故障のためか、タイヤ交換やらやってました。
ちょっと下りると、道の駅星の国ってのがあるんで、もう我慢してたトイレに急行! あー、すっきり。出てくると、ひとりのおじさんが近寄ってきて、いいの乗ってるねぇー、どこからどこまで?って聞かれたので、紀の川市から新宮市までです。って言うと、びっくりしたような顔をされて、えぇー? 新宮まで行くのー? 何時くらいに着くのかなー?って…。そうですねー、ま、このペースだと夕方には着くでしょうね、と…。
さて、ここからスーパーダウンヒルです。いっきに5分ほどで阪本に到着。歴史的な旅館の昭和館を撮影し、さて、行くか…。かなり降ってきて、猿谷ダムの次のダム。えー、何ダムだっけ?忘れたのダムサイトにひっそりと名水があるんです。三里山の名水といって、地元の方が親切にもコップも備え付けてくれています。手をつけると冷たく。気持ちいい。そして、残り少ないポカリを捨て、中身を洗って、名水を満タンにします。それはほのかに山の香りのするようなミネラルウォーターで伏拝くらいまでずっと飲んでました。
あー、山のオウラを一気に吸収し、元気百倍です。
プロフィール通り、ほぼ下り基調! サイコー! もうランドナーを倒したりしてコーナーを次々と攻め、10時30分に道の駅、十津川郷に到着しました。ですが、まだ、お昼の予定にしてた2階の行仙っていう蕎麦屋は開店前。すると、またしてもひとりのおじさんが近寄ってきて、ほぉー、ランドナーですか…。これ、どこの?って言われて、これはね、パナのPOSで組みました、って…。ほぉー。私もね、BSのワイルドキャットのMTBを持ってるんだよねー、かれこれ23年前かなー?だって。そして、その後、ここの名物の無料温泉足湯に二人は腰を下ろし、自転車談義、旅談義となりました。30分ほど話して、おじさんはほんじゃ、気をつけて! って乗ってきた単車にまたがり去って行きましたー。和泉府中から来て、今夜は海南の実家に泊まるんだって。
開店時間になったため、さっそく行仙の2階に上がり、梅とじ蕎麦を注文。ここの地元産のそば粉で作った蕎麦でここに来ると、ここで食べるのが習慣ですな。というか、この付近、ここ以外に店ないんだわw。
さて、出てくると、星の国で出会ったおじさん一行が到着してて、あれ? 早いなぁー、もうここまで来たのぉー?だってw。お別れを言い、先に行きます。さて、ここから、長大トンネルがいくつもあって、地下鉄状態。しかし、便利になったもんだなー、と…。雨でも雨具がいらないので、トンネルは自転車乗りにはありがいが、景色さっぱりじゃねw…。
十津川温泉街を通過。この頃より日差しが強くなってきて、喉の渇きもピークになります。木陰を見つけては止まって、一口二口と…。ま、自転車旅行は何事ものんびりですからね。最終は19時過ぎだから、それまでに着きゃいいし、無理なら、どっかの安宿に転がり込むまで…。
ここからじわじわと第二のピークにさしかかります。そう、七色です。ここがこの付近の山脈の分水嶺みたいになっていて、ダムはみるみる底になっていき、上り坂もピークを迎えます。向こうから、MTBにザックを背負い込んだ男性が挨拶。まだ、ここからだいぶ登りますかー?だって。じわじわと続きますよ、とオイラ。
お別れを言い、再出発。時々、小さな苔むしたトンネルが涼感を得られてイイ! こうしたポイントでは必ず止まって休憩となります。かいた汗が一気に引きますね。
さ、七色のトンネルを過ぎるとまたもや、スーパーダウンヒル。一気に伏拝まで下りきります。実は、もう、ここらへんまで来ると、熊野川も中流域。流れも緩やかになり、大河の様相になります。きれいな水と青空。本当に来てよかったと感動の風景です。
熊野本宮大社は連休とあって、大勢の観光客でごったがえしておりました。世界遺産となったことで、ものすごい人出ですな。
後は、もう快走路のため、飛ばす飛ばす。一気に道の駅熊野川に着きました。トイレから出ると不審に物陰からちらっと見て引っ込むおばさんが…。どっかで見たような…。うちのオカンやんかぁー! 弟とこっちに観光に来たので、ついでにオイラがどの辺走ってるか見てやろう、って来てみたら、居たとw…。商談成立し、帰りは乗っけてもらうことに。まずは、本日の目標ゴール新宮駅まで走るわー、ってことで先に出ます。ここからは快走路で一気に新宮市内になだれ込みました。中上健次の出身校の新宮高校が左手に見えました。本当に来たぜ! 自転車で自走で新宮市。道に迷いつつ、駅に着いたのは15時でした。
あー、疲れたが、今日は充実した1日。しかし、次第に地図が塗りつぶされていき、走ってない道が少なくなってきて寂しいのもあるし…。
((≡゚♀゚≡)
念願だった、R168号十津川街道をサイクリングできましたので、報告します。自宅から出て、いつもの紀の川南岸コースを走り、五条に至ります。そこから天辻峠を越えて、後は、熊野川沿いにひたすら新宮市を目指しました。総距離は163km。4時出発で14:30に到着しました。
●コースです。↓
https://ridewithgps.com/routes/32922511
●お写真です。↓
かつらぎ町渋田のセブンで休憩。補給食を購入。まだ薄暗くて寒い。
日の出前です。やっと明るくなり、もうすぐライトも消灯。
夜明け前の紀の川。妙寺付近。
五条市丹原付近。もうすぐR168と合流します。
R168を天辻峠目指して上っています。木炭を作る会社の煙。独特の匂いがします。
ようやく夜が明けました。
悲劇の五新線跡。このトンネルが坂本まで抜けています。約6キロほどもあるらしい。一度も使わずに終了したとは悲劇ですな。
天辻峠の激坂の始まり。インナーローでのんびりと行きます。
この天辻トンネルが超怖い! 路肩ほとんどなし。大型車来たらアウト! おまけに2キロほどもあるんです。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
天辻峠頂上付近。天辻のバス停がありました。
道の駅、星の国で休憩です。ここからスーパーダウンヒル。概ね、新宮までは下り基調なので、心配なし。
神秘的なダム湖の風景。
渋い。三階建ての昭和館という旅館。ここを右折で延々新宮まで一本道です。
猿谷ダムです。
しかし、すごい橋を架けるものだな、と思います。
だんだんと十津川街道の秘境ムードが漂ってきます。
ちょっと小休止。商店もなにもありません。恐ろしや。十津川街道。
三里山の水という湧水を汲んでペットボトルの水と入れ替えです。これで新宮まで持つかな。
足湯で有名な道の駅十津川郷に到着。
途中、スーパーカブでツーリングしている人と出会いました。
当然、足湯で温もり、疲れをとります。
道の駅二階の行仙という蕎麦屋で梅とじそばを食べました。
そろそろ十津川温泉に到着。約半分来ました。
数年前の紀州大水害の影響からか、バイパスが付け替えられていて、まったく違う風景になりました。
とうとうR311合流点まで来ましたよ。新宮までもう少し。
14時頃にようやく新宮市内に突入。やったー、走りきったぞー! (^^)
早朝、3時に起きだしました。もう今日は前から走りたくてウズウズしていたコース。コース自体はもう何度もドライブで走っているので、熟知しておりましたから、どこを曲がると次はどんな景色になるかとか、予想できます。
まず、4時になったので、黄色タイヤのランドナーを2階から下ろし、Fバッグの中身をチェックです。すると、みるみる気温が低いことに気づきます。ブルっときます。寒っ!すぐにバッグの中のやっけを取り出します。すると、さっき行ったばかりのトイレにまたしても行きたくなりました。冷えて便意が催してきましたですw。事を済ませ、再スタート。
あたりは当然、真っ暗のため、LEDライトを付けて走行です。このライトはいつもの猫ちゃんではなく、キャットアイの4灯のLEDでして、かなり明るいです。そして、まずは、紀の川南岸コースを走ります。いつものサイクリングルートですね。ま、ここ、最近、等間隔でコンビニができたので、非常にありがたい。飲料水などを次々に購入です。そして、最終、橋本の紀伊清水あたりのローソンがスタート後、最後のコンビニとなります。この十津川街道を長らく避けてきたのには、理由があります。そう、途中にコンビニなどが皆無でして、補給をしっかり持って走行しないととんでもないことになる、ってこと。これはライダーも同じで、ガソスタもこの区間になると開いているスタンドがほとんどありません。恐ろしい田舎街道なのです。
やっと空も白み始めたころ、五条市の丹原に着きました。いつものお世話になる柿の葉寿司のたなかの店があるとこ。もう、ここからじわじわと天辻峠の登りが始まります。Fギアをまずは、ミドルに放り込み、ポクポクと漕いでいきます。今日は、定番のBROOKSの一枚革のサドルに換装していますため、おしりの痛みは最後まで発生せず。さすが! 居住性においては、このサドルの右に出るものはないでしょう。
さて、悲劇の西吉野の五新線跡にきました。立派に完成したけど、一度も走行しなかった悲劇の鉄道跡ですな。壮大な天辻峠を抜ける大トンネルを撮影したあと、いよいよ、激坂の始まり。Fギアもとうとうインナーの登場です。26Tなので、ほぼ1対1のローアンドローでの長い登り。いや、のんびりいこう! サイクリングはのんびりするためにやってるのだし、必死になって漕ぐ必要なんて毛頭ないんだから…。小鳥が鳴いていたり、やがて、セミの声に変わったりで、自然のBGMを堪能しながら進みます。
途中、ドライブインみたいのがあって、やっとトイレできるかー、って思ったら、閉まってたw。(・∀・)
仕方なくゆっくり休んだり、ポカリをちょっと飲んだりしながら、頂上をめざします。やっとこさで新天辻トンネルまできました。普通、これだけ、登ったんだから、これが峠だろうって思うんでしょうが、これが甘い! この天辻峠は、まだ、ここから真の峠頂上までまだ、登ります。もう一つ、天辻トンネルという狭路の実に暗く怖いトンネルがあるんです。これが、約2キロほどもあって、おまけにここ、交通量が多いため、非常に自転車は怖いのです。大型車が来ないことを祈りつつ、抜けました。ここから出ると、右手に温泉があります。そしてすぐに天辻峠の真のピークとなります。ランクル組みが故障のためか、タイヤ交換やらやってました。
ちょっと下りると、道の駅星の国ってのがあるんで、もう我慢してたトイレに急行! あー、すっきり。出てくると、ひとりのおじさんが近寄ってきて、いいの乗ってるねぇー、どこからどこまで?って聞かれたので、紀の川市から新宮市までです。って言うと、びっくりしたような顔をされて、えぇー? 新宮まで行くのー? 何時くらいに着くのかなー?って…。そうですねー、ま、このペースだと夕方には着くでしょうね、と…。
さて、ここからスーパーダウンヒルです。いっきに5分ほどで阪本に到着。歴史的な旅館の昭和館を撮影し、さて、行くか…。かなり降ってきて、猿谷ダムの次のダム。えー、何ダムだっけ?忘れたのダムサイトにひっそりと名水があるんです。三里山の名水といって、地元の方が親切にもコップも備え付けてくれています。手をつけると冷たく。気持ちいい。そして、残り少ないポカリを捨て、中身を洗って、名水を満タンにします。それはほのかに山の香りのするようなミネラルウォーターで伏拝くらいまでずっと飲んでました。
あー、山のオウラを一気に吸収し、元気百倍です。
プロフィール通り、ほぼ下り基調! サイコー! もうランドナーを倒したりしてコーナーを次々と攻め、10時30分に道の駅、十津川郷に到着しました。ですが、まだ、お昼の予定にしてた2階の行仙っていう蕎麦屋は開店前。すると、またしてもひとりのおじさんが近寄ってきて、ほぉー、ランドナーですか…。これ、どこの?って言われて、これはね、パナのPOSで組みました、って…。ほぉー。私もね、BSのワイルドキャットのMTBを持ってるんだよねー、かれこれ23年前かなー?だって。そして、その後、ここの名物の無料温泉足湯に二人は腰を下ろし、自転車談義、旅談義となりました。30分ほど話して、おじさんはほんじゃ、気をつけて! って乗ってきた単車にまたがり去って行きましたー。和泉府中から来て、今夜は海南の実家に泊まるんだって。
開店時間になったため、さっそく行仙の2階に上がり、梅とじ蕎麦を注文。ここの地元産のそば粉で作った蕎麦でここに来ると、ここで食べるのが習慣ですな。というか、この付近、ここ以外に店ないんだわw。
さて、出てくると、星の国で出会ったおじさん一行が到着してて、あれ? 早いなぁー、もうここまで来たのぉー?だってw。お別れを言い、先に行きます。さて、ここから、長大トンネルがいくつもあって、地下鉄状態。しかし、便利になったもんだなー、と…。雨でも雨具がいらないので、トンネルは自転車乗りにはありがいが、景色さっぱりじゃねw…。
十津川温泉街を通過。この頃より日差しが強くなってきて、喉の渇きもピークになります。木陰を見つけては止まって、一口二口と…。ま、自転車旅行は何事ものんびりですからね。最終は19時過ぎだから、それまでに着きゃいいし、無理なら、どっかの安宿に転がり込むまで…。
ここからじわじわと第二のピークにさしかかります。そう、七色です。ここがこの付近の山脈の分水嶺みたいになっていて、ダムはみるみる底になっていき、上り坂もピークを迎えます。向こうから、MTBにザックを背負い込んだ男性が挨拶。まだ、ここからだいぶ登りますかー?だって。じわじわと続きますよ、とオイラ。
お別れを言い、再出発。時々、小さな苔むしたトンネルが涼感を得られてイイ! こうしたポイントでは必ず止まって休憩となります。かいた汗が一気に引きますね。
さ、七色のトンネルを過ぎるとまたもや、スーパーダウンヒル。一気に伏拝まで下りきります。実は、もう、ここらへんまで来ると、熊野川も中流域。流れも緩やかになり、大河の様相になります。きれいな水と青空。本当に来てよかったと感動の風景です。
熊野本宮大社は連休とあって、大勢の観光客でごったがえしておりました。世界遺産となったことで、ものすごい人出ですな。
後は、もう快走路のため、飛ばす飛ばす。一気に道の駅熊野川に着きました。トイレから出ると不審に物陰からちらっと見て引っ込むおばさんが…。どっかで見たような…。うちのオカンやんかぁー! 弟とこっちに観光に来たので、ついでにオイラがどの辺走ってるか見てやろう、って来てみたら、居たとw…。商談成立し、帰りは乗っけてもらうことに。まずは、本日の目標ゴール新宮駅まで走るわー、ってことで先に出ます。ここからは快走路で一気に新宮市内になだれ込みました。中上健次の出身校の新宮高校が左手に見えました。本当に来たぜ! 自転車で自走で新宮市。道に迷いつつ、駅に着いたのは15時でした。
あー、疲れたが、今日は充実した1日。しかし、次第に地図が塗りつぶされていき、走ってない道が少なくなってきて寂しいのもあるし…。
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