スプロケットの話…。

新しい部品が発表されると、まず試そうかと思うのが出てくる。しかし、最近は、すぐに手を出さなくなった。要するに部品交換してみると、元付いていた部品をどうするか、という問題がすぐに生じる。

しかし、部品は一旦取り外すと長く、部品箱の中で貯まってくる。次に出てくるのが、互換性という問題。一番悩ましいのは、ドライブトレインを更新したときだ。スプロケットの段数を9速から10速にしてみる。すると、もうチェーン、チェンホィール、スプロケットと総交換となる。しかも取り外した部品は互換性がないため、再度の使用がかなわない。もったいない、と考えるか進化をとるべきか悩むところである。

徐々に古式ゆかしいTAのシクロツーリストからシマノのティアグラあたりのチェンホィールに換装していこうか、とか思っている。変速性能がバカバカしいくらいに素晴らしいし、安価であるというのもある。TAは意外と高い。しかも希少で、限られた店でしか買えない。

10速化を進めると、700Cホィールの場合、チューブラー、クリンチャーとも互いに交換して使用するという共有化のメリットがある。今は、ロードバイクだけ10速にしているが、このクリンチャーホィールを共有できる。今あるリムとハブはスペアとしてとっておく。

一番、私が、気に入っている仕様がシマノの作ったホローテック2という規格。クランクと軸が一体化した剛性の強い構造には惹かれるものがあるし、なんと行っても何度も取り外しをしてもチェーンラインが狂わないのがいい。取り外しも高価な専用工具を使わずに簡単にできる。

シマノはシンガポールあたりに工場があるらしく、安く大量生産体制をとっているのか、部品の供給率がいい。それに製品にばらつきが少なく、性能も素晴らしい。昔は、カンパ大好き人間だったが、今はシマノがいいと思うようになった。

流石に11速は必要ないと思う。ツーリングに11速はないだろうな、と思う。チェーンも細いし、すぐにへたりそう。^^;

もうひとつ、部品の進化でびっくりしているのが、リアスプロケットの軽量化である。昔、ボスフリーしかなかった頃はリアスプロケに巨大なローギアを持つものを使うと、その重量があまりに重たく、使う気になれなかったが、昨今発表されているワイドなリアスプロケは随分と軽量になり、重量の問題もなくなった。なので、フロント50x34T、リア32-11Tの10速ってのは案外いいかもしれないな、と考えるようになった。これで登れない坂道は押せばいい。

トリプルにして、リアスプケットをもっとクロスレシオに変更ってのもありかもしれないが、Qファクターが増えるのをよしとしない私は、フロントはWでよいと思っている。

ということで今はスタンダードとなった10速化を考えているところである。
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