のんびり走ることの意味。

世の中、サイクリングブームの再燃とかで騒がれているが、実際に走っている人を見ていると、健康管理のため、とかいうきっかけでサイクリングを始めた人が多いように思う。

今は、私も中年になり、健康維持のために走るというのが大きいと思う。本当は旅行に行きたいのだが、時間が取れないというのもある。

いつも同じコースを走っていると、みなさんジャージに身を固め、ロードバイクで颯爽と飛ばしていくのであるが、巡航速度がだいたい30キロくらいになっている。すごい体力だなー、と感心する。

景色も何も見ず、必死に漕ぐという感じで、レースでも目指しているのかな、とか思ってしまう。

私は、もう中年になって、走り方というのがだいたいつかめるようになった。まあ、体力が落ちたのが原因といえば原因だが、スローサイクリングというスタイルである。巡航速度はだいたいが20キロ以下。10キロくらい走ると必ず休憩する。

その間もときどき、止まっては写真を撮る。本当によく止まっては撮るので、ソロが圧倒的に多い。

この前、天辻峠をドライブで車で走っていたら、ロードバイクの二人組のお兄さんが、ロードに乗り、激坂をのんびりと登っていた。サドルバッグには私と同じロングフラップが付けられていたので、たぶん連休に泊まりで十津川街道を走るんだな、と思った。

しかし、ビンテージの匂いのするロングフラップをロードバイクに付けていたのが面白かった。ま、何を付けようが人の勝手であるが、ロードバイクでは多くの人は大きなザックを背負って長距離を走っていたりする。しんどいだろうな、と思う。このサドルバッグを使う方が実際は楽である。いや、ホント。

いや、話がそれた。スローサイクリングの良さが徐々に広まってくれればいいな、と思う。何も趣味の世界まで競争することないじゃないか、と思うのであるが、どうだろう。オヤジのつぶやきである。('A`)
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