秋風を受けながら紀の川CRをポタリング…。

やっと休日に晴れてくれて、嬉しいことと言ったら!
さっそく二階からクラブモデルを担ぎ下ろし、久しぶりのポタリング。本当は、今日、ロングライドに行きたかったのであるが、用事があって、いつものコースにした。

約2時間のポタリングであった。下井阪橋に差し掛かると、ローディーの集団がやってきて、颯爽と走っている。みるみる彼らは視界から消えた。向かい風なのに早いこと! 私は、相変わらずののんびりペダリングである。時速にして約15キロほどか。(^^)

堤防沿いにところどころ彼岸花が咲いている。
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものである。今日は暑くはなく、風がさわやかでカラッとしていて気持ちいい。

やれやれ、船岡山あたりまでやってきたので、桃の天然水をボトルホルダーから取り出し、流し込む。紀の川の水量は豊富である。今日は、消防訓練かなにかあるらしく、大勢の消防士が紀の川に集まっていた。災害時の訓練だろうか?










空にはいわし雲である。すっかり季節が秋になったので、最高のシーズンである。近所にこんな最高のサイクリングコースがあって、幸せである。今日も大勢のサイクリストが走っていた。上流から下流へ向かう人の方が多いみたい。

私は、上流へ向かうので、本日はもろに向かい風となり、ヘトヘトである。道の駅紀の川万葉の里の東にある小さな橋をひとつ渡る。この橋、狭く対向できないので、一箇所だけ、対向用の避難地が設けられている。そこに愛車を止めて、撮る。

背ノ山は万葉集にも歌われた景勝地であるが、今はなんとなく寂れていて、その寂れ加減がまたいい。

背ノ山の裾野を2両編成のかわいい和歌山線の列車が通る。

相変わらず走行中はスカスカのロングフラップがカタカタと鳴る。荷物も大して入ってないのに容量だけはでかいバッグなので、こうなるのである。しかし、このバッグは数々の旅の思い出が染み込んでいて、手放せない逸品である。かなり大型でうちの愛猫が一匹まるごと入りそうだ。 (^^)

このバッグに着替えやら雨具やらどっさり荷物を詰めて旅に出たいなぁーと、走りながらふと思う。

いわし雲を眺めているとこのまま遠くへ行ってしまいたい気持ちに駆られる。

そろそろ粉河寺の門前町に到着である。ここは小学生、中学生とずっと過ごした思い出の町。今はシャッターが締まっていて、ずいぶんと寂れている。

門前の通りは拡張されて今日では対向できるようになった。

ここからいつもの淡路街道コースである。登ったり下ったりの河岸段丘をいくつかやり過ごし、自宅に戻る。

インナーパンツを脱いでも汗でもうくっつくこともない。秋そのものだ。
(=^・・^=)

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