ポタリング専用車を考える…。

私の所有自転車も完組してあるものだけでも5台を数えるようになった。その中でもあまり乗っていないもったいない自転車がケルビムのロードである。最初の頃はこればかり乗っていたが、ロードバイクというやつは、とにかく根性がいる。

なぜかというと坂道でも降りて押す、というのに相当勇気がいる。他に誰もいなければ降りられるが、他に登ってくる輩がいるとなると、なぜか恥ずかしい気持ちに負けて乗り切ってしまうものである。(^^)

それに服装もレーパンにジャージというお決まりのスタイルとなる。ちょっと町中を流すといってもなかなか普段着では乗れない。

私は、元来競争とかレースとかいうのが嫌いな性格なので、体力強化や早く走りたいなどということには全然興味が湧かない。

どちらかというとのんびり止まったり撮ったりのポタリングが中心となる。探してみると不思議に思うのだが、ポタリング専用の自転車というのが見当たらない。普通になんでも気楽に乗れば、ポタリングということになるからだろうか。

そこで、私なりのお気楽、普段着で乗れて、峠も降りられるハードルの低い自転車を提案したい。まず、気合の入ったドロップバーを換装してフラットバーに変更する。ギアは、フロントをかわいい猫リングにして、シングルとする。リアはワイドな11-32Tの乙女ギア。

一番肝心なタイヤはちょうど取っておいてあるチューブラーホィールがあるので、それに換装する。

コンセプトは乗っても担いでも軽いポタリング専用車である。

バッグは、オルトリーブの巻き上げ式のもの一つだけ付ける。後はボトルゲージとポンプをフレームに装着する。

なぜ、チューブラー?と聞かれるかもしれないが、パンク修理の簡便さではチューブラーの方が上だと私個人の感想である。両面テープで張り替えるだけだから、リムセメントを使うより手っ取り早い。タイヤも安いビットリアあたりを付ければコスパもイイ。

クランクセットをどうするかだが、これも余っているTAの165mmが一セットあるので、それを使う。できるだけ手持ちの部品を活かし、必要以上に買わない作戦でいく。

実は、昨日、愛猫にまた夜中起こされて餌をあげてから寝たのであるが、なかなか寝付けず、このケルビムロードバイクの改造を妄想するうちに朝を迎えてしまったというマニアの悲しさなのである。

ペダルもビンディングにはせず、手持ちの三ヶ島シルヴァンツーリングにする。両面タイプで、普通の靴で楽に乗れる。

止まったり乗ったり押したりが簡単にできる。これこそがポタリングの真骨頂なのである。
(=^・・^=)

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