本を死ぬほど読みたいが、時間がない。

私は、もともと読書好きの人間である。しかし、今は、仕事に追われ、休日はぐったりで、なかなかじっくりと読書していない。いま、猛烈に読書したい気分である。読みたいジャンルは探検記とか紀行文である。

不思議と、大昔に読んだ自転車旅行記などは、つい先日読んだかのごとく記憶に残っていて、鮮明に思い出せる。読書とはほんとうに不思議な体験である。

図書館へ一日居座って読み漁りたい気分である。最近、町の書店が次々と閉店していて寂しい限りである。雑誌に至っては休刊ラッシュで、有名所の雑誌もいつ休刊になるかとヒヤヒヤする。

愛読書だった雑誌、ニューサイクリングも廃刊になって久しい。手元にたった一冊残ったニューサイ誌を後生大事に持っている。

もう時代的にああいうラ系の雑誌は刊行されないだろうな、と寂しく思う。

あの頃といっても30年ほど前のことであるが、林道ツーリングが一種のブームだった。人知れず、名もない林道に分け入り、2.5万図の点線をたどって藪漕ぎ、担ぎの連発。幻の峠越えなどなど、わくわくするような内容の記事に触発され、山行きを決行することが多々あった。

今は、舗装化も進み、そういう道なき道を求めるということも少なくなった。

あの当時の林道記事をまた読みたいと思うが、廃刊になってしまい、バックナンバーも容易に手に入らない。伊豆半島や紀伊半島など林道はたくさんある。また、暇になったら一度、林道を中心に走りに行こうかとか考える。

今でも悔やまれるのはニューサイクリング誌のアーカイブともいえるDVD全巻を揃える前に廃刊になってしまったこと。買っておけば良かった、と後悔しきりである。
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