ホィール組の楽しみとタイヤ規格の魔界。

毎回、自転車を改造するようになって一番楽しみなのが、ホィール組である。たくさんの種類の部品の中から自分のニーズに一番合ったものを組み合わせてホィールを完成させる。

例えば、700Cチューブラーの場合…。

現在では、カーボン以外のアルミのリムでチューブラーのものは極わずかである。しかも廉価版と高級品の二極分化であり、中間グレードというのがない。(^^)

日本のアラヤは競輪御用達なので、パスである。あの赤ラベルは見ればわかるが、純粋にトラック競技用である。ブレーキの当たり面がリム横にない。なので、路上であの赤ラベルを使用するのはオススメできない。昔はR-50という名前の路上練習用のトラック用チューブラーリムがあった。私は今も愛用している。こちらは練習用というだけあって、リムブレーキのことを考えて作られている。

ハブである。シマノの各グレードの部品を価格的に見比べて、迷う。無難なのは、ティアグラか、105あたりか。私の場合は、フロントはギア歯数の豊富なTAのpro 5visを使うことが多いため、否が応でもリアは9速までになる。

次にスポークであるが、これはもう#14か#15のステンプレーンである。長さが豊富で入手しやすいから。それに安いし、泉佐野で作っている星スポークの製品がお気に入りだったりする。

今日ググっていて気になることを発見した。それは、今や650C規格のチューブラーリムが市場に見当たらないということ。新品ではお目にかかれない。どうやら絶滅したみたいである。不思議とタイヤの方は売られ続けている。買って組んでおいて良かった。これは今も大事にとってある。私のパナのランドナーの魔改造に使用した。(^^)

今、アンブロのモントリオールの新品が1セットある。これは予備用である。チューブラーは今や風前の灯火である。愛好者はわずかにいるものの、ほとんどの人はカーボンリム使用であって、アルミのリムでチューブラーを使っている酔狂な人間は私くらいか。

調べると、マビックやアンブロはまだ製造しているようである。しかしいつ枯渇するかもしれない。余裕のあるときに買っておく方が得策だろう。タイヤは不思議と潤沢に提供されている。

しかし、自転車用タイヤの規格がややこしい。また、最近、チューブレスとかが出てきて一層ややこしくなった。なかなか今の規格の進化についていけていない私である。
(=^・・^=)
 

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