ステムについて…。

今はもう絶滅危惧種となった感のあるクイルステムのことを書いてみます。

このクイルステムはとにかく便利です。普段使っていて、高さ調整が微妙にすぐできる、というところ。
ま、昔の自転車はブレーキワイヤーがブレーキレバー本体から上に出ていて、若干の高さの違いくらいなんなく吸収できたというのがあります。今だと、STIレバー化されてしまっていて、変速ワイヤーも出ているのでハンドルは一旦固定したら、もう簡単には高さを変えられませんね。

なぜか、自転車乗りは、このステムという部品にこだわる方が多いように見受けられます。ルネ・エルスに代表されるようなオリジナルのステムを作ってしまう方さえいますからw。


これは私が、長年愛用してきたクロモリ製の日東のステムです。突き出し寸法は90mmになります。本当は70mmくらいがジャストなのですが、カッコを付けて長い付き出しのを付けました。思えば、こいつを付けて四国四万十奥地からしまなみ海道、紀伊山地と走り回ってきました。短距離なら問題ないのですが、長距離になりますと、首筋が痛くなってきました。それで今は外して短いものに変更してあります。

クロモリ製というと重そうに思われますが、実際は中空でとても軽いです。また、今、妄想中の自転車にはクロモリ製のステムを付けてやりたいなーとか考えております。

なぜにステムにこれだけ、オリジナリティを求めるのかちょっと不思議な感じがしています。普段は日東のテクノミックあたりを付けて満足なのですが、どうしても他人と違うものを、とかこだわる人が多いようです。(^^)

ステムフェチという人種がいるなら、私の場合はクランクフェチですな。とにかくピカピカに磨きこんだクランクが好きで、5ピン、3アーム、5アームといろいろ揃えております。夜間ライトをつけると、部品箱の中で妖しい光を放っておりますw。

本日も、ピカールを付けて、プロダイを磨きこんでおりました。雨の日の日課ですな。
(=^・・^=)

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