今日はクリスマスだなw…。遠い昔を懐かしく…。(・∀・)

もう、何十回目かのクリスマス。
しかし、町は相変わらず、きれいなイルミネーションで・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・
いいなぁー。世の中平和で…。

オイラくらいのおっさんになるともうケーキとかも別段食いたくはないのでした。しかし、職場からの帰り道、ぺこちゃんでお馴染みの不二家前は凄まじかった!
普段は絶対にいない警備員が立っていて、狭い駐車場に予約していたケーキを受け取りにくる客の整理に大わらわ…。

いつから、クリスマスにケーキを食べなきゃいけないのか、ってことは知らないのですが、うちのオカンが、オイラがまだ小学生だったころ、町の小さなケーキ屋にパートでずっと勤めていて、クリスマスシーズンが近づくと、朝方まで仕事というのが普通でした。

それで、なんとかやり終えて帰ってきて、クタクタになって風呂入って寝る、ってオカンをよく観ていました。うちは、オイラが小学生の頃から鍵っ子ってやつで、ご飯を研いで炊飯しておく、ってのが小学生だったオイラの主な仕事でした。

古民家の借家はお世辞にも快適とは言えず、ガラス戸がきしんで、雨が降ると不思議と閉まらなくなりました。そして、その木板の隙間から冷たい冬の風が吹き込んできて、布団に寝そべって見ていると、天井からぶら下がった電球のスイッチのオンオフ用の糸がその風に揺れてゆらゆらとしているのをよく見ておりましたな…。

おっと、横道にそれました。
その頃、某ケーキ屋のパートだったオカンは、クリスマス開けに帰ってくると、どっさりとケーキの残り物やら失敗作やらを持って帰ってくるのでした。別段、クリスマスだけに限らず、試作品など、毎日よくもらって帰ってきたなー。^^;

当然、家族だけでは処分できず、近所にあげたりもしましたが、塾に通っていたオイラん家に普段それほど親しくもないのだけど、学校の同級生が大勢やってきては、古井戸があって、その周りにかばんを放り投げ、塾の宿題を一生懸命に写すのでした。オイラは、英語が得意で宿題は逐一やっていく主義だったので、大勢の学友がそれをノートに必死に写しに来るのでした。最初は純粋に塾の先生のムチ(竹の根っこで作った特製のそれは痛いムチ)を宿題やってこなかったヤツの手のひらを上にさせて、それに打ち付けるのです。その瞬間は、顔がひしゃげ、それは痛いというのがはためにもわかりましたから、それを逃れるために、皆必死だったのでした。

最初は、純粋に英語塾の宿題だけを写したい。なんとかむち打ちの刑だけは避けたい、という一心で集まっていた子供らも、うちのオカンが、ケーキ屋で毎回どっさりもらってくるバームクーヘンもどき作品やら、ケーキの残り物やら、バタークリームたっぷり食パンやらなおやつにそそのかされ、その数は増える一方で、いっとき、すごい人数になって、その子供らの自転車がうちの家主の家先に放置されたため、度々に苦情が来たのでしたw。
(・∀・)

あー、もう遠い40年くらい前のお話…。
寒い冬、早めに風呂に入って、寝床に入るのが好きなんです。

すると、冬の風が電線をすり抜けて、ひゅ~、とか、ビューとか、独特の不協和な音を発するのを耳にしながら、一種のアンビエントを楽しんでいたりするのです。

そうしますと、今に書いたように、はるか昔の遠い記憶が蘇ってきて、ああ、あの当時はそうだったなー、とか。いろいろ思い出すのです。

昨今、近いのに滅多に行ったことない、昔住んでいた粉河町に行ってみて、当時を鮮烈にフラッシュバックしていたのでした。我が、母校の中学校は跡形もなく、壊されかけており、無情なエントロピーを感じたものです。

今夜は、今日、退職宣言したこともあり、ちょっとノスタルジックになってしまいましたね。私は、どこでも生きていく自信あり。シルクロードの町のトルファンのバザールの光景をよく動画で見るのですが、あのみなぎるエネルギーがイイ!

また、どこぞの町にぶらっと自転車に乗って参上するかもですが、よろしくねー。
(=^・・^=)

コメント

人気の投稿