↑park toolのディレイラーハンガーの修正工具。落車によるディレイラーハンガーの曲がりを修正できるスグレモノ。スポーツ自転車にとっては必需品であります。
↑フランスの老舗工具メーカーVARのビンテージ品。#07 cotter pin press 全長50cmほどもある大型の工具です。固く食い込んだコッターピンもスルッと抜けます。伝家の宝刀ですな。(・∀・)
自転車をいじりだしてからかれこれ40年近く経ちました。その間、必要に迫られていろいろな工具を買ってきました。基本、田舎ではプロショップというのがなく、すべて自己解決しないといけないからです。
本日はそんな愛着のある工具たちを少しずつ紹介していこうかな、と思います。
上の写真はアメリカ製のパークツールのもので、フレームの後部エンドにぶら下がって付いているディレーラーハンガーの曲がりを修正するための工具です。正確に組まれたリアホィールを装着し、上下、左右とリムにゲージを当てて、その間のクリアランスを見て引っ張ったり押したりして、エンドの曲がりを修正していきます。一度で決めるのがコツ。何度もやるとハンガーが金属疲労で折れてしまいますから。ですから二度三度の修正はできませんね。お勧めできません。最近の自転車はディレーラーハンガーが取り外せるようになっていて、いいですね。昔のクロモリ車は全部直付けですから、この工具は必要ですよ。落車すると必ずどこかフレームにもダメージあるはずだから。
まあ、最近は歳のせいか派手に落車するようなことはありません。初心者の頃はクリップがうまく外せなくてタチゴケとかありました。(・∀・)
数年間に一度の全バラシをやったときに、エンド修正工具でまず、エンド幅の修正やエンドの曲がりを修正し、次に振れ取りを完了した精度の高いホィールを使ってディレーラーハンガーの具合をみてやります。そうしますと大概ちょっと狂っていて、修正となります。
しかし、目でみて曲がっていないような感じなら、たいていOKです。私のはSIS変速ではないため、それほどシビアに追い込まなくても大丈夫です。最近の多段のSISは大変だろうな。電動変速とか。ちょっとでもエンドが狂っているとうまくいかないのではないかな。
私のランドナーくんは、昔気質のマニュアル仕様なので、だいたいの調整で大丈夫です。
えーと、下の大型工具はというと、これは今は無き名品となります。昔はコッタードという形式のBBやクランクが多く、それに刺さっていたのが、コッターピンというささがきのような形をした一種の楔です。これを抜くのに並大抵の苦労ではありませんでした。田舎の自転車屋の親父ときたら、ダブルハンマーなどの手法でハンマーで上からぶっ叩くというような野蛮なやり方がまかり通っていたのです。(・・;)
BBはご存知の通り、ベアリングがレースの上を転がる仕様で、カップアンドコーンの場合、絶対に衝撃を加えるのはよくありません。それで、このような工具が考案されたのかな、と思いますが、さすがに職人の国フランスですね。よく考えられていて、てこの原理でネジ部を傷めずにスルッと抜き取りや圧入ができます。今もコッタードの自転車を所有していますため、出番が多い工具です。
普段の工具整理は、コメリで買った全長1mほどのプラボックスです。中には仕切り板のトレーが入っていて、細かなネジ類や工具などを仕分けられる仕様です。
下の段は大きくて、上記のような大型の工具を収容しています。
普段持ち歩くことはなく、部屋の隅に置いています。以前は壁にフックで沢山引っ掛けていたのですが、重量でラックが崩壊しそうなため、辞めました。一般住宅のベニアの壁が持ちませんから。(^^)
この他にも切削工具類やフレームにヘッド小物を圧入したりする工具も持っていますが、また、少しずつ徐々に紹介していきますね。
今日はこのへんで…。
(=^・・^=)