愛しの工具たち。ブレーキ挟みとワイヤープーラー。

 宝山のブレーキ挟みです。サイドプルブレーキやセンタープルブレーキのアームをがっちりと挟むことで、両手がフリーになります。昔のバネの強いキャリパーはワイヤー調整時、非常に苦労しますが、これがあると楽勝です。
宝山のワイヤープーラーです。プライヤーでも代替できますが、あれば、一発でぎゅっとインナーワイヤーを引くことができます。ディレーラーの調整に重宝します。

朝から低気圧が2つもやってくるので、肩が凝ってしまい、治療済みの歯が痛み苦しんでおりました。しかし、だんだんとマシになってきております。

さて、今日は愛しの工具たちの第二弾です。

今日ご紹介するのは、宝山のブレーキ挟みという工具とワイヤープーラーです。
どちらもブレーキの調整時に重宝する工具ですが、上のブレーキ挟みは秀逸で、これでセンタープルなどのブレーキをシューとリムの間にトーイン付けるための工具を挟み込んで、上からこのブレーキ挟みで挟み込むと、後はワイヤー固定ボルトを締め込むだけという楽さです。この手の工具がなしで、センタープルブレーキなどのワイヤー調整をしようとすると非常に苦労します。両手が使えないからです。しかし、この工具があれば、キャリパーのアームを押さえつけておくことができるので、両手が自由に使えます。非常に重宝する工具です。同じようなものはフランスのVARからもかつて出ていましたね。しかし、こちらの宝山のものは、板バネを利用していて、一発で解除、スライドできて非常に使いやすい。廃番商品なのが、残念であります。

もう一つのワイヤープーラーは、サイドプルブレーキだと、これでインナーワイヤーをぎゅっと引っ張っておいて、そのまま固定するというような使い方ができます。また、変速機のワイヤー調整などにも活躍します。安い工具なので、一つあると非常に役立ちますね。

ということで、今回はブレーキ関連のものを取り上げてみました。まだまだこの他にもユニークな工具を持っているので、またご紹介したいと思います。
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