今まで数々のトンネルを抜けてきた。車の往来が激しい道路のトンネルはあまり好きではない。それこそ、ブルベの人達みたいに全身に反射板を取り付けて走らないと轢かれそうになる。怖い思いも何度も経験してきた。
一方、辺鄙な場所のトンネルには風情がある。とくに素掘りのトンネルは魅力的だ。最近、素掘りのトンネルはめっきり減ってしまったが、今でも林道などに入り込むと、素掘りのトンネルに出くわしてわくわくするものだ。
昔は、ツルハシひとつで人力で掘り進んでいたのであろうか、開通するまでにどれだけの労力がかかったことだろう、などと想像しながら抜けるのである。和歌山県の秘境のひとつ、安川大塔林道には、今も素掘りのトンネルが残されている。頂上の大杉トンネルは普通のトンネルであるが、中が真っ暗で怖かった。あまりに怖いので大声で歌を歌いながら抜けた。^^;
最近は、ランプもLEDとなり、それなりに明るくなった。昼間はあまり実感がないが、いったん漆黒の闇に突入すると、威力を発揮する。こんなにもランプが頼もしいと思ったことはない。こうした林道の頂上に位置するトンネルはたいてい無灯で中が真っ暗である。それに長い。何かを轢きはしないかとヒヤヒヤする。
しかし、真夏のサイクリング時、トンネルは清涼感があっていい。中に入るとひんやりして気持ちいい。天然のクーラーである。山国の日本は実にトンネルが多い。ちょっと山間に入ると、すぐにトンネルだらけであるから、これからもどんなトンネルに出くわすか楽しみだ。
トンネルマニアというのもあるのかもしれない。
↑大塔林道途中の素掘りのトンネル。味がありますな。(^^)
↑大塔林道頂上の大杉トンネル。ここまで来るのにかなりくたびれました。中は真っ暗。怖いトンネルのひとつ。
(=^・・^=)
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